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間違った人材要件で採用は失敗する?人材要件をはっきりさせるための5つの手順

人材要件を決めなければならないのは、なぜ?

採用成功には6つのSTEPがあります。

STEP1 人材要件をはっきりさせる
STEP2 採用コンセプトを策定する
STEP3 コンセプトに基づいて、徹底的にアイデアを出す
STEP4 アイデアを取捨選択し、整理する(採用戦略の策定)
STEP5 面接プロセスの改善
STEP6 入社後の体制を整える

今回は、STEP1人材要件をはっきりさせるです。
そもそも、人材要件をはっきりさせるとどんなメリットがあるのでしょうか?

求める人材を正確に把握できる

求める人材のスキルや経験を明確にすることで、採用する人材に対する期待値が明確になります。そのため、求める人材を正確に把握し、適切な人材を採用することができます。

効率的な採用プロセスを進めることができる

採用プロセスを効率的に進めることができます。
応募者のスキルや経験を正確に評価し、求める人材に近い人材を採用することで、時間やコストを節約することができます。

ポジションの明確化につながる

採用するポジションの明確化にもつながります。
ポジションの明確化は、そのポジションで何を目指し、何を成し遂げるのかを明確にすることで、従業員にとっても意識を共有しやすくなり、目標達成に向けた取り組みがしやすくなります。

従業員のモチベーション向上につながる

従業員が自分の仕事に適しているかどうかを正確に理解していることは、従業員のモチベーション向上につながります。適切な人材を採用し、その人材が求めるスキルや経験を持っていることを確認することで、従業員は自分の仕事に自信を持ち、仕事に取り組むモチベーションが高まります。

実は、人材要件の策定って、あまり重要視されていない気がします。
人が「自分のことは、自分が一番わかっている!」という大きな誤解、大きな勘違いのもと自己分析をしないのと一緒で、企業も「自分たちのことは自分たちが一番わかっている」という感覚が強いです。
そのため、人材要件を細かく決めるなんてことは不必要と考える企業が多いのです。

または、人材要件を策定する方法がわからないという声も聞きます。

人材要件をはっきりさせる一般的な手順

以下の手順で人材要件をはっきりさせることができます。
また、求人募集においては、自社のビジョンやカルチャー、雰囲気なども明確に伝えることで、自社に合った人材を採用することができるようになります。

1.業務内容を明確化する

まずは、求める人材の業務内容を明確化しましょう。どのような仕事を担当してもらいたいのか、何を達成するために必要なスキルや経験があるのかを明確にすることが重要です。

2.必要なスキルや資格を洗い出す

次に、業務に必要なスキルや資格を洗い出しましょう。過去に同様のポジションで活躍していた人のキャリアパスを調べたり、同業他社の募集要件を参考にしたりすることが有効です。

3.優先順位をつける

必要なスキルや資格が複数ある場合は、それらを優先順位付けして整理しましょう。どのスキルや資格が最も重要であり、どれがあればある程度代替可能なのかを考えることが大切です。

4.適正を評価する

応募者の適性を評価するために、面接やテスト、アセスメントセンターなどを活用しましょう。特定のスキルや資格が必要な場合は、それに関する問題を出題して評価することもできます。

5.ポジションの詳細を公開する

求人募集の際には、ポジションの詳細を公開しましょう。必要なスキルや資格、仕事内容、待遇などを明確に記載することで、求職者が自分自身が適任かどうかを判断しやすくなります。

こうして人材要件をはっきりさせると、自社内での採用すべき人材のスペックがわかりますし、求職者も自分に何が求められているのかがわかります。多くの求人を見ていると、求職者に対して何を求めているのかがわかりません。このわからないという部分が、求職者に応募を足踏みさせてしまう理由でもあります。
まずは採用成功のSTEP1人材要件を決めてみましょう。

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