エニアグラムにどっぷりです

はじめまして。noteにアカウントを作ってドキドキです。

2024年がはじまり、フレッシュな気持ちでいましたら、「発信が重要よ!」という投稿がLINEに流れてきました。

その投稿主の方は毎日毎日自分の思いを発信されていて、発信を継続する中で同じ思いを持つたくさんの方とつながれたようです。

「あなたの思いは発信しなければ誰にも届かない。」

本当にそうですね、そのとおりだと思います。私も暗に自分と同じような考えを持つ方がいたらつながりたい、お話ししてみたい、と思いながらも、ただ思っているだけでここまできてしまいました。

手を動かさなければ何も変わりませんね。

ということで、「エニアグラムにどっぷり」な今の気持ちを綴ってみたいと思い、noteを開設しました。

「エニアグラム」とは性格タイプ診断の一種で、性格タイプを9つに分類しています。各タイプには特有の恐れと欲求があり、それが行動や言葉遣い、考え方、生活スタイルなどに影響を及ぼすといいます。

私は昨年エニアグラムに出会い、雷に打たれたような衝撃を受けました。

非常におもしろいと感じたのが、タイプごとに考え方や言葉づかいが異なるゆえに、コミュニケーションミスや誤解が発生するという点です。人はみな、自分の好むコミュニケ―ションスタイルを取るものです。

例えば、1から10まで具体的に指示されることを好むタイプがある一方で、具体的な手順はとやかく言われたくないタイプがいます。

具体的な手順をとやかく言われたくない上司は、「1から10まで言われたくないだろう」と思って部下にゴールだけを示します。「細かいことは好きにしてくれていいから」と。これでも上司は配慮しているつもりです。

同じタイプの部下であれば、自分のやりたいように伸び伸びと進められていいでしょう。

でも、部下のタイプが具体的な指示がほしいタイプの場合は、「丸投げされた!」「好きにしていいと言われても困るんだけど」と怒りや困惑を抱くのです。モニターの陰から三角の目をして上司を睨んでいるかもしれません。

もちろん、力量や業務経験の違いから適切な指示の出し方というのはあるでしょう。でも、こういった「よかれと思ってやったことが裏目にでた」ケースはあちこちで起きていると思いませんか。

それはつまり、モチベーションをあげる声掛けや優秀な部下と評価される立ち回り、頼れる上司と慕われる言動など、すべては相手のタイプによって異なるのにも関わらず、我流でやって壁に当たっている人が多いということです。

私たちはタイプを理解し、相手のタイプに合った形でコミュニケーションというボールを投げるようにするだけで、フラストレーションを抱くことなく、楽にコミュニケーションを取れるようになるんですね。

エニアグラムは元々アメリカで研究され、広まった考え方です。というのも、アメリカは人種のサラダボウルとも言われる、あらゆる人種・考え方の人たちが交じり合った社会です。

ですから、阿吽の呼吸や空気を読む、なんていう考え方は通用しないのですよね。

相手に伝わるように話さなければ伝わらない。どうしたら相手に誤解なく自分の思いが伝わるのかを考え、工夫する。コミュニケーションは学ぶもの。

そういった考え方が浸透しており、スタンフォード大学のMBAのカリキュラムにもエニアグラムが組み込まれていたそうです。

「コミュ障」とか「コミュ力おばけ」とか言って、日本ではコミュ力は持って生まれたものとみなす風潮もありますが、コミュニケーションは学ぶもの、と考えればコミュニケーションの攻略にも道筋が見えるような気がしてきます。

エニアグラムは奥深く非常におもしろい世界で、私はエニアグラムにどっぷりです。まだ学び途中ではありますが、ひとつひとつ知ることが増えるたびに自分と他人の謎が解けていくようでわくわくします。

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