お知らせ📢

お世話になっております！
N/enneのシェフ中司です🧑‍🍳

Openしてからまもなく3年。
あっという間に時間が流れていきます。
潰れないように毎日必死です。笑
実は当初から料理教室をやりたいとずっと思っておりまして、色々考えてはいたのですが諸々の事情で対面で直接、というのは現実的ではなくnoteで動画を販売という形にいたしました。

ひとつひとつ丁寧に解説し、私なりの思いや理論、哲学を皆様にお伝え出来ればいいなあと考えております。※早回しショートverはInstagramにもアップします。

まずはお店で実際に出しているものを動画にしていきますね！

まあこれを見れば出来るというものでは決してありませんし、調理法は食材によって変わります。
あとは天候とか季節でちょっとニュアンスを変えたり、召し上がる方によっても変えてますのであくまで参考程度に◎

完璧なレシピなんてないので。
なら売るなよなんて聞こえてきそうですがちょっと聞こえないです、はい。

とりま座学からいきましょう。
といってもそんなに堅苦しいものではないです。ぼーっと読んでください。
まずは3ついきましょう。ある意味これらが全てです。

・大切な3つのこと

①塩のタイミングを考える

魔法の調味料、塩。
これなくしては何も出来ねえです。
美味しく食べるにも塩、甘さを引き出すにも塩。
食材を保存するにも塩、臭み取りにも塩。
たくさん使います。

"モチア　サーレ　フィーノ"

ソサルト シチリア島 天然海塩 モチア サーレ インテグラーレ フィーノ（細粒） 1kg

こちらを長年愛用しております。
個体ごとにやたら細かかったり、粗かったり状態が違うのも愛らしい。
旨味成分が入っていないものであれば、皆様使いやすいやつで大丈夫です。
アンチ化学調味料というわけでは一切なく、味の素、味覇など使うこともあります。
目的は美味しいものを作ることなので、要は使い所を考えようってことです。
レシピ動画の中での塩という概念からは外れてしまうので念のため。
動画ではこのタイミングで塩、と明確に言うことが多々あると思います。その通り振ってください。美味しくなりますから。下味大切。
そうでしたタイミングの重要性の話でしたね。
トマトソースが1番わかりやすいんですけど、私のレシピは材料がトマト缶、玉ねぎ、塩、オリーブオイルだけなんですが塩をどこで入れるかで味が180°変わるんです。やたら酸っぱくなったり、甘くて深みがあるようにもなったり。
どちらが正解とかではないんですが、どっちの仕立てにするにせよ狙ってやったか、偶然そうなってしまったか、では意味が変わってきますよね。
どうせやるなら狙っていきましょう！

②パセリは飾りじゃねえ

仕上げに彩り良く♡と思って、緑色の何かを添えたくなりますよねえ。分かりますわかりますワガリマス。でもね、パセリってハーブなんです。ミントやバジルやローズマリーと同じのハーブ。要は味や風味ってことが言いたいんです。もちろん彩りとして使うこともあります、ありますけどちゃんとそこに意味を見い出せるかがとても大切なんです。
仕上げのオリーブオイル、黒胡椒や粉チーズなんかも同じ部類で、ついついかけちゃいたくなるんですけど一回考えようぜって話。誰に向けての話か良く分からなくなってきたので今回はこの辺で止めますが代表例を出すとカルボナーラに唐辛子、ペペロンチーノに仕上げの黒胡椒、生ハムの盛り合わせにパセリ、なんか違うくない…？って話です。
料理に正解はないので考えた上でその方が良いと思ったのであればいいんですけどね。
仕上げにかけるものって風味とか味わいが強いものが多いので、せっかく積み上げた味の構成を自ら壊してしまうこともあるんです。

③誰のための一皿かを考える

これが一番大切です。なんのために誰の幸せのために作るかってことなんですが、これを読まれてるほとんどの方は自分及び身内のために料理されると思います。いずれレシピ動画でパスタを出すと思いますが、その際に茹で汁の濃度を自分がしょっぱいと思う程度とか、ちょっと薄いと思う程度とか言うと思います。
美味しいと思う塩分濃度が十人十色、人それぞれですのでこの伝え方が私の中ではベストなんです。もちろんお店ではまた別の方法、考え方でやっていますが動画では皆様自身に委ねるポイントです。各々自分が美味しいと思う塩分濃度、見つけていきましょう◎

考えながら料理をするが全体的な大きなテーマです！
皆様の料理の自力アップに貢献出来ればハッピーハッピーでございます♡

宜しくお願いいたします！