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#033 | 幼保連携型認定こども園光愛児園(社会福祉法人親愛会)| 保育教諭 筒井裕子さん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第33回は、兵庫県神戸市 幼保連携型認定こども園光愛児園(社会福祉法人親愛会) 保育教諭 筒井裕子さんにお話を伺いました。



―担当業務、役割を教えてください。


2歳児クラスの担任をさせていただいてます。
2歳児クラスは12名の園児をパートの職員入れて3名で担任しています。
 
(新卒で入職したときは何歳児クラスを担任してましたか?)
1年目、2年目どちらも4歳児副担任をしていました。3年目は1歳児クラスを担任し、4年目の今年は持ち上がりで2歳児クラスの担任です。
 
(クラス担任以外に担当している係はありますか?)
はい。昨年から『環境委員』に属しています。
3名の職員で担当しており、園のすべての環境を見ています。
おもちゃの扱い方、部屋が整っているか、画用紙を丁寧に扱えているかなどを見ます。
ブロックの見本を用意して、子どもたちが見本を見ていろいろ作り、楽しく遊べるようにしています。
乳児と幼児で見本を変えたり、おもちゃを変えたり、成長に合わせて用意しています。

(他にはどんな委員がありますか?)
『危機管理委員』『清掃委員』があります。
委員は新卒1年目の時は無く、2年目から担当しています。

―『幼保連携型認定こども園光愛児園』に就職を決めた理由を教えてください。

実は学生時代、保育士になるか少し迷っていたのですが、『幼保連携型認定こども園光愛児園』で保育実習をしたときに、先生たちの雰囲気の良さ、制度が整っていること、実習に入った5歳児クラスの先生を間近で見て「ああ、私もこんな風にクラス持ちたいな、こちらで働きたいな」と思いました。
 
実習中に「アルバイトをさせてください!」とお願いし3回生の終わりからアルバイトを始め、「就職もお願いします」と伝えそのまま就職させていただきました。
 
(すごい!立候補されたのですね!普段から積極的なのですか?)
いえ、あまり積極的には動けないタイプでしたが、この時は「言わなあかん」と思って(笑)

(制度が整っているとの事でしたが、どんな制度を利用されていますか?)
借り上げ制度を利用して1人暮らしをしています。
通勤時間が実家から通っていた時の半分になりました♪
同期で入職した先生は、産休・育休制度を利用して現在育休中です。

―『幼保連携型認定こども園光愛児園』の自慢を教えてください。

有休が取りやすく、有休消化率100%です!
残業も無いので定時に帰っています♪
パートの先生も多く、制作の準備も手伝ってくださるので、持ち帰り業務がないこともとてもいいところだなと思います。
 
また、クラスは2人担任で、1~2年目までは先輩の先生と必ず組ませていただけるので勉強させていただける環境も手厚くていいなと感じています。

―年度初めの時期ならではの心構えや注意する点はありますか?

園全体で気を付けていることは、気になる子どもの把握をしっかり共有しておくことです。
1日の過ごし方など、細かく話し合いをして共有することが大事なことだと思います。
子どもたちの午睡時間などに話し合いを行っています。

―年度初めなど園に馴染めない子や人見知りの子と仲良くなるコツはありますか?

どんなおもちゃが好きかなと様々なものを試してアプローチしています。
好きなおもちゃが一つでも見つかると笑顔を見ることができますし、話すことにもつながるのかなと思うので、私はおもちゃからアプローチしています。
もちろん100発100中とはいきませんが、他の先生もいろいろな引き出しがあるので助け合っています。

―スキルアップするために取り組んでいることはありますか?

キャリアアップ研修を受けています。
月に1回会議で発表する場があり、自分が受けてない研修も受けてきた先生のレポートを見たり、学んだことを聞くことができるので、研修やセミナーを受講した先生だけではなく、みんなで共有していますし、私も共有するようにしています。
また、研修以外にも先輩の先生たちから分からないことは聞くようにしています。
 
(今後のキャリアについて目標は?)
今、乳児の主担任をしていますが、いずれは幼児クラスの主担任もしたいなと思っています。

―園で働いて一番悩んだこと、またそれをどう解決したか教えてください。

1~2年目は副担任として幼児を見ていましたが、3年目に初めて乳児の担任を任せていただくことになり、どう関わったらいいのか?どう保育すべきなのか分からず、その時期はとても悩みました。
その時は先輩の先生たちに保育に入っていただいて教えていただいたり、「先輩たちはどう保育してるのかな」としっかり見て学びました。
分からない事を聞くことが大事だったなと思います。
 まだまだ勉強することも多いですが、やりがいはすごく感じています。

ー最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!

保育職はとても大変な仕事と言われていますが、日々子どもたちの元気溢れる姿、可愛い姿に癒されています。
行事があるときには達成感もあるので、とてもやりがいのある仕事だなと私は思っています。
不安なこと、大変なことはたくさんあると思いますが、学生のうちにたくさん学んで吸収して良い先生を目指してください。
現場で待っています! 


そんなに積極的なほうではないとおっしゃっていた筒井さんですが、保育実習がきっかけで「幼保連携型認定こども園光愛児園」で働きたい!とアルバイトや就職にご自身から申し出たとお聞きしたとき、「これ!」と思ったことには真っ直ぐに誠実に進まれていく方なのだなと感じました。
筒井さん、ありがとうございました。

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取材日:2024年4月15日
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今回お話をお伺いした幼保連携型認定こども園光愛児園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。


インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄


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