どんなラグビーサークルを創りたいか#2【ラグビーを楽しむ&ステップ】
ラグビーサークルの目的の二つ目が【ラグビーを楽しむ】
コーチングを勉強し始めてから色んな県の色んな年代のラグビー選手を見てきた
その中で一番印象的だったのは大阪の小6のあるチーム
まぁ大阪なんである程度レベルが高いのはわかっていたけど、それよりも感じたのは
みんな楽しそう
練習も試合も試合を観ている控えの子らも
「元気ハツラツ」って感じ
楽しいからプレー中に自然に声も出てるし
一人の子なんて、誰も聞いてないのに「俺、このチーム好きやわー」とデカイ独り言を言ってた笑
衝撃を受けたけど、これって当たり前のこと
ラグビーだけじゃなく
「スポーツって楽しんでやるもの」だと思う
ヨーロッパには子供の全国大会がないそうです
目の前の「結果」を強いられてない
「勝ち負け」はもちろん大事
敵や味方と競争する気持ちももちろん大事
ただそれも、まずそのスポーツを楽しむ事が出来てからだと思う
やらされてる感満載の子供の顔を見てるのが本当に辛い
特に年齢が下になればなるほど見てられなくなる
だからこのサークルの目的は「ラグビーが上手くなる」ではなく
【ラグビーを楽しむ】にする
(中高生向けのラグビー塾とは真逆のような事を書いていますが、ラグビー塾も楽しむ要素も存分に入ります。あくまで割合の話)
とは言っても、全くラグビーが上手くならないって事はない
もちろん、ラグビーボールを使うしパスやキックやタックルっぽい事もするのである程度は上手くなるけど、それほど期待は出来ないと思う
ただ、唯一ラグビーの技術的な事で明確に力を入れて上達させたい事がある
それが【ステップ(人を抜くorズラす)】
これだけは、中高生向けのラグビー塾と同様に時間をかけていきたい
ステップとは縁遠い現役時代を過ごしてきた僕とステップとの出会いはこちらの記事を読んでください
ステップは、現代のラグビー界において必須のスキルだと思う
それは体の大きなフォワードの選手も同じ
例え華麗なステップを踏んで抜けなくても、相手をちょっとだけズラして当たるというシーンは世界中の選手が当たり前にやっている
このスキルは小学生からやってた方が良いと思うし、何より楽しい
サッカーやバスケみたいに「シュート」という概念の無いラグビーにおいて、それに直結に結びつくのが「人を抜く」という行為だと思っている
目の前のディフェンスを上手く交わす事が出来れば自らトライする可能性は大きくなるし、チームへの貢献はかなり大きい
こんなわかりやすいスキルを子供が嫌いなはずがない
それを今の子供達は知っている
YouTubeやSNSで林大成選手や奈良秀明選手の動画を観て「ステップって面白そう」と思っている子供はたくさんいる
しかし、このステップが言語化されてからわずか数年しか経っていないので、僕のような指導者世代にそれを教える事が出来ない
だからこそ、
奈良秀明さんや森田慎也くんのステップセッションを間近で見学して
自らステップの練習に励み
今でもSNSのステップ動画を研究している僕だからこそ
子供達にステップを教えるべきだと思ってる
何度も言う
ラグビーは楽しむもの
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