パス練習で顔の指導?
ラグビー塾に通う卒業を控えた小学6年生2人
パスがもっと上手くなりたいと言ってきたのでパス練習をやり出したら、、
結果3回に渡りひたすらパス練習ばかりやっていた笑
正直、面白い練習とは言えないこんな練習を率先してやる姿は本当に嬉しい
さて、そんな練習してて気づいた事
それが【顔の向き】
僕は以前からパスをする時に体の向きが正面に向いたままで、パスする相手に向いてないとパスミスが多くなると思っていた
母校の選手を見ていてもミスする選手のほとんどがそうだったから
体の向きが正面だとダメな理由は
①手だけで投げるので力が弱い(届かない)
②どうしても手が大きく回る為、後ろに投げるようになる
これを読んでいるラグビー指導者の方もよく見る光景ではないだろうか
上手い選手のパスを見てもやはり体の向きは正面ではない(タップパスを除く)
その理論を元にこれまでは「体を向けて」と指導してきた
それで上達した選手もいたので、それ自体は間違ってないとは思うが、今回のパス練習でさらに深掘りした
体、体と言うが果たして体のどこから向けばいいのか?
その時に僕のステップの師匠達の言葉を思い出した
森田慎也選手と奈良秀明さんだ
彼らはステップセッションにて「ステップを踏んで方向を切り替えるのに、1番最初に動くのは【頭】から」
森田慎也選手はこれを「頭がハンドルだと思って」と表現していた
これってもしかしたらパスも同じかも!
と思って母校の練習に行ったらちょうどパス練習がやっていた
オーソドックスな3人並んで早くパスするみたいな練習だったのだが
そこそこ上手く出来てるけど、もうちょい早くなってほしい、もしくはもうちょい正確なパスをしてほしい
そんな選手達に「すぐ顔向けて」「最初に顔」と指導するとすぐに良くなった
当然、顔が向けば自然と体も向く
パスの上達の秘訣って顔なのかも、、、
と思った最近でした
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?