バレエと建築日記

アラフィフになって、芸術鑑賞の趣味の時間をすこしずつ増やしています。主にバレエや建築の…

バレエと建築日記

アラフィフになって、芸術鑑賞の趣味の時間をすこしずつ増やしています。主にバレエや建築の鑑賞を中心にレポートします!お気軽にお立ち寄りください。

最近の記事

バレエ『春の祭典』と個人的な話

春の祭典、と言えばニジンスキーの振り付けたバレエ・リュス作品。ストラヴィンスキーの音楽だけでもかなり強烈ですね。今日はごく個人的な話を書いています。 バレエ好きではありましたが、バレエ漫画が知識の主なソースで、20歳当時(25年前)はレアな映像を自分で探して見る機会を得るのも難しかった。割と機会があって映像が見られる場合にも、見たいものを見にいくというよりは、見せてもらえるものを見る感じ。そんな時代に、最初に私が初めて見たバレエの春の祭典は、ニジンスキー版ではなく、ベジャー

    • ザハロワの舞:パトリック・ド・バナ 芸術監督公演 Super Stars Gala 2022 レポート

      10月にヒューストンバレエを見に行く際に年内のプログラムをいろいろリサーチしていたつもりだったこともあり、今年はもう劇場へバレエは見に行かないかなと考えていたある日、youtubeの公演スポットムービーが流れてきて本公演の開催を知りました(前回見落としていたのか…夏頃から情報はあったようです)。ボリショイバレエのプリンシパルである、スヴェトラナ・ザハロワが来日するガラ公演。 3月に戦争が始まってしまい、コロナが明けたら行きたいと思っていた憧れのボリショイバレエには当分見に行

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        マッツエック版『春の祭典』;コレオグラファーへのインタビュー

        ニジンスキーの名作であり問題作と言われた「春の祭典」をEnglish National Balletがマッツエック版を上演する。コレオグラファーのマッツ・エック氏のインタビュー。原典のドラマは村祭りでの生贄になる女性をめぐる悲劇。マッツ・エック氏は、肉親からの要求や世間のしきたりや伝統に苦しめられる若い女性の葛藤に置き換えて振付。

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          The Rite of Spring: Mats Ek's new version in rehearsal | English National Ballet

          ニジンスキーの名作であり問題作と言われた「春の祭典」コレオグラファーのマッツ・エック版がEnglish National Balletで上演されます!ティザー動画だけでも、キレのある群舞の振付がかっこいいです。

        バレエ『春の祭典』と個人的な話

          ヒューストンバレエ版「白鳥の湖」@東京文化会館を見てきました(2022.10.29)

          2022年10月29日(土)17:00〜 東京文化会館 ヒューストンバレエ「白鳥の湖」公演 オデット・オディール姫 加治屋百合子 ジークフリート王子 コナー・ウォルシュ 前川國男建築の東京文化会館は、バレエのガラ公演も上演されていたりするので、是非ともホール内部に入るときはバレエを観たい、と考えていました。たまたま夏に上野に来た日にロビーの上演予告チラシを物色する中で、ヒューストンバレエの白鳥の湖が目に止まり。バレエ団独自にオリジナル編成された「白鳥の湖」については評価が高

          ヒューストンバレエ版「白鳥の湖」@東京文化会館を見てきました(2022.10.29)

          自己紹介

          仕事三昧の毎日を送りながらも、いつでもバレエやクラシックを鑑賞に行くことは出来たのですが、なんとなく心の余裕がないままアラフィフになってまいりました。休日などにyoutubeで昔から好きだったバレエの情報収集をするようになって、普段は海外のバレエ団公演についてはDVDなども集めて、わくわくしながら鑑賞しています。最近「劇場建築見たさ」も手伝って公演に主人が一緒に付き合ってくれるようになりました。 主人と2度目に訪れたヒューストン・バレエの公演は、非常に素晴らしいもので、プリ