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Youは何しに美術館へ?/東京都庭園美術館

美術館に素敵なレストラン・カフェが併設されていると楽しみが増える。「旧朝香宮邸を読み解く A to Z」で訪れた時は機会がなかったので、庭園美術館の近くにある「松岡美術館」へ行く前のランチで、庭園美術館のカフェを利用した。庭園美術館のレストランを利用するのに展覧会チケットは必要ないが、カフェを利用するのには必要。「ぐるっとパス」に登場頂きましょう!


Cafe TEIEN

お天気のよい土曜日、11:20頃に行ったら既に1組、ウェイティングリストに記入あり。お隣がショップなので、そこをブラブラしているとほどなく呼ばれた。

オープンサンド“タルティーヌ”セット、スープ、ドリンク付き 1,300円(税込)

スープは冷たいスープ。色味的にパンプキンと思って飲んだら、パンプキンベースに何かが入っている。何かが分からなかったけど。パンプキンじゃなく、コーンスープだったんだろうか。

抹茶と小豆のケーキ 750円(税込)
このケーキ皿のふちの模様。本館の階段に施されているデザイン、美しさにうっとり。このケーキも予想以上に美味しかった!


「来客用化粧室の上の階段」

この日はカフェでのランチがメインだったので、展示品をほとんど見ずに新館に直行し、ミュージアムショップを物色。
ノックアウトされたのはこの愛らしいデザインの絵葉書。

「つるくさ」竹久夢二 夢二郷土美術館蔵 200円(税込)

この実物を目指して2階の「姫宮居間」へ。

千代紙

この展示品は写真撮影が可能。

千代紙「蔓草」(みなとや版)大正前期 夢二郷土美術館蔵

写真撮影が可能なのはよかったが、「姫宮居間」にある素敵な照明まで映り込んでしまうのはちょっと悲しかった。

姫宮居間の照明
千代紙「椿」(みなとや版)大正前期 夢二郷土美術館蔵
千代紙「桜草」(みなとや版)大正前期 夢二郷土美術館蔵
千代紙「きのこ」(みなとや版)大正前期 夢二郷土美術館蔵

二階広間

「二階広間」

「中廻し」を見て~の掛け軸

小食堂に展示されていた掛け軸「湖畔舞子図」昭和初期 夢二郷土美術館蔵

日本画の展覧会に行って、図録を買う際にちょっと残念に思うことは、絵の部分の「本紙」しか掲載されていないこと。本紙の周りの「中廻し」がとても美しいことが多い。何なら私は本紙よりその「中廻し」の方が好きな時がある。この掛け軸の「中廻し」もお花があしらわれている。

この日は、前回行った時にゆっくり訪れることが出来なかった庭園へ。

庭園と茶室

重要文化財 茶室「光華こうか
庭園の木に何か実がなっていた

会期早めの土曜日、日傘が必要な日だったがそれほど暑くもなく、絶好の訪問日。人の出もそれなりにあったが、見学しやすかった。
「ぐるっとパス」のお得感が半端ないです。

ぐるっとパス2024で2周目、行ったよ
1. 泉屋博古館東京 1,000円
2. 熊谷守一美術館 700円
3. 東京都庭園 1,400円

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