【美術展】皇室のみやび 第3期(前期):近世の御所を飾った品々 1/4@皇居三の丸尚蔵館
君の名は「紫上(むらさきのうえ)」。
花柄の赤い襲(かさね)と思われる装束(しょうぞく)姿の真ん中の小さい女の子が、源氏物語に馴染みのない方にも名前くらいは知られているであろう「紫上」。
光源氏が、恋焦がれる継母・藤壺に似た「紫上」を垣間見る。
光源氏が紫上を垣間見た時、紫上は「山吹の襲」を着ていたのだが、この画では赤。なぜに赤?
光源氏、この気に入ってしまった幼女「紫上」を自邸に引き取ってしまう。現代なら、幼女誘拐!ともいえる所業。
「光源氏」の下に描かれている4人