【読書】「泣かない女はいない」長嶋有
気持ちの揺れ、動きを丁寧に描く、短篇2作。本の題名「泣かない女はいない」がちょっと扇情的だからと言って、重厚な恋模様を想像してはいけない。
読書会に参加するので、本読みさんが自分の好きな本、作家について熱く語る機会に接する。読書会でリアルな人となりに触れていて、その方が全作品読みたいといっていた作家が「長嶋有」だった。その方はこのnoteに日記を書いていらして、それが実にいい。別けあってフォローはしていないが、どこにいけば辿り着けるか分かっているので、読みに行く。ご家族との