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優しさの連鎖

本日は大学の授業がひとつもない全休日。
バイトも入っておらず、完全休日。

昨日の夜から、ウキウキで22時にはベッドに入った。
そのせいか、6:00にかけておいたアラームより10分程早く目覚めた。


本日の朝活は映画。
5月の頭辺りに公開されたアニメーション映画「バブル」

NetFlixでも配信されているけど、生憎学割があるAmazonPrime派なので…

朝8:00頃上映だったため、シアターには私ともう一人しかいなかった。
私と同じ大学生か、おやすみのOLさんってところだと思う。
広いシアターに2人となると貸し切りも同然のように思えてしまい、隣の席に荷物を置いてくつろいだ。

映画が終わった後は、本屋で検定の本を買いに行った。
周辺を少しうろうろしてから、駐輪場の時間もあるためショッピングモールを出た。

その後、今月のバイトの給料日が過ぎていることに気づき、ATMへ向かった。

自転車を止めるスペースが無いため、近くの駐輪場に止めに行った。
平日の昼前なのにとても沢山の自転車が止められていた。

私はなるべく低い方のラックに入れたかったが、やはり空きがあるのは高い方ばかり。
低いラックを探すことを諦めて高いところに入れようとするも、両隣のママチャリが大きくて中々難しい。
違うところを探そうかと思ったところ、自転車を押して駐輪場を出ようとしていたおばさん(お姉さんというには少し…)が声を掛けてくれた。

「自転車抑えておこうか?」

突然声を掛けられて驚いたものの、咄嗟に
「お願いします!」
と声が出た。

おばさんのおかげで自転車を入れることが出来た。
「ありがとうございました!」
と言うと、
「いいのよ~」
と言って去って行った。

優しい世界…と思いながらATMへ向かい、給料を下した。

ものの数分で用事が終わり、駐輪場へ自転車を取りに行った。
ラックから出す時に通路を歩いている人がいたため、ラックの途中で止めていたら、違うおばさんが
「お姉さんこれから入れるとこ?」
と声をかけてきた。

「いや、出すところです!」
と言うと、
「あらそうなの、いや、私の自転車低いとこから出すからよかったらって思ってね!」
と言って照れ笑いをしながら去って行った。

優しい世界…
とまた思った。

同じところで数分の間に2回も人の優しさに触れた。

そんな優しさに影響された私は、近くで自転車を入れ辛そうにしていたおじさんを見て、
「自転車抑えときますか?」
と聞いた。
おじさんは驚いていた顔をしながらも
「大丈夫だよ、ありがとうね」
と言って断った。

断られてしまったため、
「そうですか?」
と言いながら私はそこを後にした。

今考えると押さえますかって言いながら押さえに行けばよかったのかもしれないが。


そこから自転車に乗って家に帰る途中、優しい世界だなぁ…と考えていた。


勿論世界には色々な人がいてそれぞれの考え方があるけれど、
知らない人に躊躇わずに思いやりを向けられる人はかっこいいと思う。

見返りなんて頭にない。
ただ単に困ってそうな人に声をかけるという行為。
簡単そうだが、実践できる人は少ないだろう。

私自身、知らない人に声を掛けると言うのはハードルが高く、これまであまりしてこなかった。(バイトでは別だが)

しかし、今日の事があって、将来あんなおばさんになりたいなと思った。
お節介おばさんと言われればそれまでだけど、カッコいいと思う。
幼いころから、お世話を焼いてくれる元気な友達のお母さんが好きだった。

今回声を掛けてくれたおばさんも、もしかしたら私が「彼女たちの子供と同世代くらいだったから」とかそんな理由かもしれない。
でもそれでいい。

おばさんたちの特に気にも留めていない思いやりは、
20歳の大学生に刺さった。

私の行為によっても優しさ・思いやりが連鎖していけばいいなと思った。
早起きは三文の徳!


このエピソードと考えをどこかに残したくて衝動的に開いたnote
久々過ぎてエディタが少し変わっていたけど、気にもせず手を動かした。
優しさが連鎖していけばいいな。

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