見出し画像

洗面台をつくる。

台はここに自生していた赤松を使う。

開拓当初に自分たちで伐採し、夫が製材して乾かしておいたもの。

この時を長い間待っていた。

私たちの勝手な都合で伐採された松たち。

少しでもここに生きていた証として残そうと思っていた。

洗面ボウルの大きさは洗面台の80cm幅に合うものを探した。

TOTOの実験用、病院用シンクにめちゃくちゃあこがれていたが、サイズが合わず断念。

タイニーハウスだからしかたないね。

サイズもさることながら、いろいろ考えねばならなかった。

型 ⇒ 洗面台の上に置く、埋め込む、蛇口を取り付ける穴が
    ある、なし
形 ⇒ 四角、丸、楕円、ちょっとかわったもの
色 ⇒ 白、透明、黒、カラフルなもの 
素材 ⇒ 陶器、ガラス、その他

いろいろ考えた結果

型 ⇒ 台の上に置くタイプ(洗面台が小ぶりのため)
    蛇口の穴なし
形 ⇒ 丸(かわいらしい)
色 ⇒ 白(家の雰囲気に合いそう)
素材 ⇒ 陶器(手入れしやすい)

に決めた。

そしてネットで検索。

有名メーカー ⇒ 高品質なのでちょっと値段がお高め
リーズナブルな値段のお店 ⇒ 水漏れ、品質に不安

検索しすぎて頭がおかしくなりそうだった笑

気分を変えてリアル店舗を見て回り、IKEAにこれかなというものがあったので、それに決めた。

蛇口はボウルと一緒にディスプレイされていたものに。

IKEAにて

昭和のおばちゃんのせいか、ネットで探すよりリアルで探したほうがわかりやすいし、安心。

排水トラップは付属のものを使わず、水道屋さんに金属のものをお願いした。

玄関から丸見えになるので見栄えをよくするためだ。

サーっと書いたが、これまでけっこう手間と時間がかかった。

選んで探すのもひと苦労。

ふーっ。

さて、洗面台の製作へ。
夫の出番!

板はなるべく平なものを選び両端をカット。
そして電気カンナで平らに削る。

表面の汚れもカンナで削る
水平に削るのは難しいらしい

4枚の板を「ポケットホールジグ」なるもので貼り合わせる。

ロボットの一部みたいでなんかかわいい「ポケットホールジグ」
貼り合わせた板の裏

排水部分を洗面ボウルに付いてた型紙を使ってジグソーで切り抜く。

排水部分のくり抜き
縦に4か所、細い木を取り付けてガッチリ固定
表に蛇口をくり抜く位置を型紙で墨付け(印付け)
IKEA独特の絵の説明書を見ながら作業(^^;)

板の厚みが3.5cmあり、ずっしり重い。

木のたくましさを感じる。

この重い板を支える受け材を壁に取り付けた。

壁三面と奥の隅に縦二本を受け材として取り付けた

この上に作った板と洗面ボウルを載せる。

受け材がこの重みに耐えられるか心配で建築士さんに確認。

物理が苦手な私にはよくわからないが、とにかく大丈夫とのこと。

ホッ。

あとは水道屋さんにお任せ。

給排水管設置

思った通りの仕上がりで大満足!

あとは幕板(まくいた)と棚を作ってはめれば完成だ。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?