見出し画像

日中は暑く、朝晩冷え込む季節になった。
緑に囲まれているせいか町と比べて少し涼しい。
寝るときはまだ毛布が欠かせない。

フローリングが完成し、いよいよ漆喰!と意気込んだが、その前に巾木を貼った方がよいとのこと。

掃除機で壁を傷つけたりしないようするためらしい。

なるほどなるほど。

いざ、近隣のホームセンターへ。

ペンキで塗られたもの、華美な装飾彫りが施されたものしかなく、無垢材でシンプルなものを求めている私たちにピッタリ合うものがなかった。

これは製材屋さんに聞くしかないか、とすぐに電話。
やればできるとのことでお願いした。

頼りになるぅ

数日後、厚さ1cm、幅4.5cmの板をゲット。

必要な長さにカットし、片側の角をカンナで少し削って面取りをする。

体が当たったときに傷つかないようにするため。

そういえば、家具などあちらこちらで面取りされているのを改めて気づかされた。

巾木に木工用ボンドをつけ、カクシ釘を打って貼っていく。

カクシ釘とはクギの頭が残らず目立たなくするもの。
ホームセンターで緑やピンクのカラフルなものが並んでいるのをよく見かける。

右手のピンク色のクギを購入

一晩寝かせてボンドが乾いたらカラフルな釘の頭を金づちでパンっと打ち落とす。

少し釘が残ってしまったときは上から金づちで軽く叩くときれいに奥に収まる。

結構たのしい作業^^

入隅部分の巾木
丸ノコで斜め45度にカットして合わせる

作業を終え、いよいよ漆喰の出番。

漆喰は素人でも割と簡単にできそうな「うま~くヌレール」を選んだ。

1缶18kg かなり重い!

選んだ理由は、無料で体験できる教室があったから。 けっこう単純 笑

予約をして上野へGo! (ちなみに京都にも体験教室があるらしい)

私たちの他に3、40代くらいのカップルが一組いた。

皆で商品の説明動画を見てから漆喰体験へ。

初めて左官やさんのような体験をしたが、専用のコテがいい感じにしなり、これなら何とかできそう。

指導してくださった方もとても丁寧でわかりやすかった。

イエローの漆喰で体験

会場に色見本があり、実際に目で確認できたのも良かった。

色は白かクリームかなぁ。

その場で決めなくても後でゆっくり考えればよかったが見本があったので真剣に考えた。

白は部屋が明るくなりそうだけど、勝手なイメージで海に近い家に似合いそうかな。

木の家だからあたたかい、やわらかな感じにできたらということでクリーム色に決定。

色はとても大事!

ネットで仕上げ用5缶と専用のコテを購入。

塗る前に下地処理をしないといけなかった。

①石膏ボードの継ぎ目に割れを防ぐため、上から専用のテープを貼る
②テープの上から継ぎ目のすき間に仕上げ用を塗る
③ネジの上にも仕上げ用を塗る
④木の部分は木から色が染み出すおそれがあるため、ウッドシーラーを塗る

ネジの頭を塗り終え、これからすき間を塗っていく

下地処理を終え、仕上げ塗りをする前にまだやることがある。

周りに漆喰がつかないよう建築塗装用のマスキングテープとコロナマスカーで養生をする。

コロナマスカーの緑の部分は粘着テープになっているが、強すぎてはがすときにきれいにはがせないためマスキングテープの上に重ねて貼るといいとネットでみた。

マスキングテープは、漆喰を塗る部分から1、2mmほどずらして貼る。
そうすると境目が少し漆喰に覆われてきれいに仕上がるそう。

養生を終えたらいよいよ漆喰塗り。

二回塗るため、一回目はサーっと時間をかけずに塗るのがポイントと教わったことを思い出した。

丁寧に塗ろうとすると時間もかかり、厚塗りになってしまう。
少しかすれていても気にせず進めて大丈夫とのこと。

塗ってる間、ずっと緊張しっぱなし。

気がつくと漆喰を載せた板を持つ手が強くにぎりすぎて、左手が痛くなっていた。

黄色っぽい感じだが、乾くとクリーム色になる
上部を塗るのもむずかしい

一、二時間して乾いたら二回目を塗る。
二回目は一回目よりもはるかに塗りやすい。

一番塗りにくかったのは細かいところやコーナー(出隅、入隅)部分。
結局コーナー専用のコテも買い、重宝した。

思ったより少しずつしか進まない

二回目を塗り終えたらすぐにマスキングテープをはがす。
漆喰が完全に乾いてしまったらはがせなくなってしまうからだ。

困ったときに夫が何度もうま~くヌレールの専用ダイヤルに問い合わせた。

その都度とても丁寧に的確に対応していただき本当に有難かった。
しかも平日、休日問わず。

相手にしてみたら、またあのオヤジからの問い合わせだとけむったがられていたかもしれないが。。。




















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?