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時間的な自由を得られない理由と対策:欲望を整理し考え抜いて行動する

現在
私は仕事と育児で自分の時間が少ないため
時間的な自由がほしいです。
(そのために週3日労働に向けて
日々行動しております。)

しかし
多くの人は色々な時間に縛られてしまい
時間的自由を得られないまま
時間が過ぎてしまうのかなと思いました。


なぜ多くの人が
時間的自由を得られないのか

社会心理学、行動経済学を
ベースに私なりに結論を出してみました。

「こんな意見もあるのか」くらいの
軽い気持ちで読んで頂けると嬉しいです。




要因1:同調効果

人間には同調効果があり、
周囲の人と行動を合わせたい
という特性を持っています。

なぜ同調効果があるかと言うと
ホモサピエンスの認知革命が影響している
と個人的には考えております。

ホモサピエンス(人間)は認知革命により
協力できる組織力を獲得しまして

その結果としてホモサピエンス(人間)のみ
が生き残り、他のホモ族は滅びました。

また
協力するためには同調をしないと
協力関係が結びにくいので
人間は同調するようになったのではないか
と私なりに思いました。

そして
この『同調効果』こそが
時間的自由がなくなる要因である
と考えております。

同調効果について以下
2点の例があげられると考えます。


孤立したくない故に他者と同調

人間なら誰しも孤立したくない
あるいは周りと同じ考えでありたい
と考えます。
(浮いた存在になりたくないんですよね)

よって
他者と同調するようになります。

他者と同調するために
話題や考え方を合わせますから

話題や考え方を合わせるために
時間を使います。

その結果
時間的な自由がいつの間にか
無くなっていくのだと考えております。


浪費癖がある人に同調

浪費癖のある人に憧れや羨ましさがあり、
その行動を真似してしまうことで

収入=支出の状態になり

結果として
収入を得るために労働時間を縛られてしまい時間的自由が得られ無くなるのではないか
と考えております。


要因2:現在バイアス

人間には『現在バイアス』により
『今』を重視する傾向にあります。

理由として
いつ死ぬか分からないから
『今』を大切にするのだと私は思います。


なので
仮に将来的に自由を得られたとしても
『今』を重視し行動するため

目先の良い生活が奪われるくらいなら
将来的な自由を得ようとはしない
傾向にあると言えます。


たしかに
貯蓄をしなければ
目先で良い生活ができるのに

貯蓄をしてしまう事は
今使えるお金を使わないわけですから
『今』を損している
と感じてしまう人もいるかと思います。


たとえ労働時間が減って時間ができても
良い生活ができないのであれば
心が満たされないという感じで

『今』を損していることに
苦しみを感じます。

よって
『今』を重視し良い生活を求めた結果
労働時間を減らす選択肢が無くなり
時間的自由が無くなるのだと考えます。


時間的な自由を得るための行動

解決策:要因1,2に対して逆の行動を取る事


自分自身で考え抜いて行動する

同調することは悪いことではありません。
同調によって良い人間関係もうまれるので
良いことだと思います。

ただし
時間的自由がほしいのであれば
1つ1つの行動に対して

『情報』と『心の声』を整理しながら
考え抜くこと
が重要だと思います。

特に『心の声』を整理するのは重要であり
自分の肉体的、精神的な状態を加味した上で

1つ1つの行動を決断できれば
時間的自由を得ながら、1つの行動に対して
悔いのないよう時間を過ごせると考えます。

心の声の整理については以下の記事で
『3.他人事のように自分に助言する』
にて手法を紹介しております。



欲望を整理し理性的に生きる

現在だけでなく未来の自分も良くなるようにバランスよく生きることが重要であると
私は思います。

そのためには良い生活は何かを
自分なりに分析することで
何が自分にとって重要なのか見えてきます。


貯蓄しながら良い生活をすることは
両立すると私は思います。

そのために
まずは欲望を整理することから
始めると良いと思います。

欲望整理については
以下の記事で手法を紹介しております。



まとめ:考え抜いて楽しく行動しよう

今回は社会心理学、行動経済学の視点で
時間的な自由について考えてみました。


私なりに整理した結果

時間的自由が無くなる要因
・同調効果
・現在バイアス

時間的自由を得るための方法
・自分自身で考え抜いて行動する
・欲望を整理し理性的に生きる

という結論になりました。

やはり考え抜いて理性的に行動できれば
時間的自由は得られると思いました。


ただ、これは余談になりますが
その中にも『楽しい』と思える習慣も
取り入れる事が必要だと思います。

私の場合
『あちこちオードリー』と
『アニメ キングダム』だけは

全力で楽しく観ております。
(私的にはキングダムがきてますね。)

なので
色々楽しみを見つけながら
理性的に行動していければ良いと思います。

楽しむことも大事にしていきたいですね。


最後まで読んで頂き
ありがとうございました!


参考文献

(1)図解眠れなくなるほど面白い社会心理学
亀田 達也 日本文芸社

(2)行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)阿部 誠  新星出版社

(3)サイト名:新潟市医師会
サピエンス全史(上)・(下)文明の構造と人類の幸福
勝井 豊




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