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上海旅行#1 出発前準備編

noteに、というか何かしらの記録残しときたいなあと日々思いながら、何もせず日々を過ごしてしまい前回の投稿から半年ほど経ってしまいました。

ベトナムに行ったあとも、夏にスイスイタリアドイツへ新婚旅行に行ったり、秋に船に乗って釜山に行ったり、国内もいろいろいったのでまた追って投稿したいな。

一旦今回は記憶が新しいうちに上海旅行の記録を残します!
旅のテーマは「上海の美味しいものをたくさん食べる!」

そもそもなんで上海に行こうと思ったかというと、旅マスターな後輩が九州に遊びに来てくれた際、年始に上海に行って中国の技術や活気にすごく刺激を受けた、VISAが必要だからか旅行客も少ないし今がおすすめ!と教えてもらったからです。2日後には早速有給を取り、3週間後には旅立っていました。我ながら旅行に対する熱意がすごい。

トランジットビザで中国に入国する方法


2024年3月現在、日本人が上海(中国)に行くにはVISAが必要とのことで、手間の煩雑さもありコロナ明け以降の上海旅行の情報が非常に少なかったので、本当に行けるのか!?とドキドキしながら行ってきました。
というのも、今回私たちが行ったのはVISAを取得せず、トランジットビザを活用する方法です。

144時間以内の搭乗日と座席が確定された第三国・地域への乗り継ぎ航空券または関連証明書類を所持しており、記入済みの外国人入国カードを持ち、入国審査ブースで入国管理官の質問に応答すること。

JETRO国際貿易機構より

空港によっては72時間以内とのことですが、上海は144時間でした。
こちらを使って、福岡→上海、上海→ソウル、ソウル→福岡の航空券を別々に使い中国に入国しました。
なお、福岡空港では航空会社の職員がトランジットビザの存在を知らず、ビザがないからという理由で危うく飛行機に乗れないところでしたが、大使館のページに書いてあることを説明し、なんとか飛行機に乗れました。

中国での入国審査も厳しいと聞いていたので、韓国で数時間しか滞在する予定がない私たちは少し心配でしたが、帰りの航空券のチケットと上海での滞在先のホテルの予約票を印刷しておいたことと、審査官が日本語が少し話せたこともあり、日本出国に比べるとスムーズに入国することができました。

最後、中国出国の際、私の後に審査に並んでいた夫は「なぜ日本から韓国に行くのにわざわざ上海に?」ということを聞かれたようなのですが、英語があまり話せないので会話にならないと思われたのか苦笑いで通してもらったようです(おい)

中国旅行におすすめなアプリ

ちらりと聞いたことがある方もいるとおもいますが、中国ではGoogleやyoutubeなど、海外のサイトへのアクセスが禁じられています。
そのため、いつも日本で使っているようなアプリがほぼ役に立たず、中国で使われているアプリをあらかじめ入れておくことをおすすめします。

私が特にマストだと思ったのは下記3つです。
「高徳地図」「Alipay」「Wechat」
さらにあればいいなと思うのはこの2つ。
「大众点评」「美団外卖」

高徳地図

いわゆるGoogle mapです。私はahamoユーザーなので、中国でも問題なくGooglemapなどを使うことができましたが、位置情報の正確さや情報量の問題からGooglemapを開くことは一度もありませんでした。
高徳地図と同じように百度地図というアプリも人気があり、両方ダウンロードしましたが、個人的に高徳地図の方が直感的に使いやすかったので高徳地図を使っていました。

アプリを開くとこんな感じです。

「収蔵」といういわゆるお気に入りに登録した場所が★マークで表示されています。もちろん自分の位置情報もわかります。
たとえばこの店に行きたいと思った時、右下の路线というボタンをタップすることで、自家用車、公共交通機関、タクシー、自転車、徒歩での行き方と時間、費用が表示されます。

日本にいる間に、少ない情報の中から行きたい店をたくさんピックアップしておいて、時間や距離を見ながら、このお店近いし行ってみよー、という使い方をしていました。

中国の電話番号を持っている場合、アプリからそのままタクシーを呼ぶことができるのですが、わたしは中国の電話番号を持っていなかったので(WeChat経由で中国の電話番号を一時的に入手したのですが使い捨ての電話番号のためかアプリには登録できず)、高徳地図で行き方を調べ、タクシーに乗りたい時はAlipayアプリからDIDIでタクシーを呼んでいました。

Alipay

聞いたことがある方も多いと思いますがいわゆる電子決済アプリです。
日本のクレジットカードを紐づけることでほぼすべての支払いが完結します。
なお、JCBはエラーが出る確率が高いらしく、カード会社はVISAなどの方がおすすめのようです。
実際わたしは一切現金を両替しませんでしたがAlipayだけで事足りました。クレジットカードはNG、AlipayならOKのお店も多いので登録は必ず必要です(Alipayと WeChatpayどちらかでもよさそう)

PAYという画面から支払いができます。ユーザーがお店のQRコードを読み取って金額を入力し支払う場合と、お店がユーザーのバーコードを読み取って支払う場合があります。
所在地を中国にすることで画面が切り替わったのがわかりますでしょうか?transportというボタンが追加されています。ここから公共交通機関のQR決済ができます。
あらかじめ日本にいる間に、所在地を中国に変えてパスポートなどの情報を登録しておくと、現地でスムーズに地下鉄に乗れます。

特に便利だなと思ったのが地下鉄のQR決済です。日本に住んでいるとモバイルSuicaでピッとやっちゃうので不便さは感じませんが、海外から来た方だと交通系ICに登録していない限り毎回切符を買うのはストレスだと思いますが、中国は乗車時と降車時にAlipayのQRコードをかざすだけで決済ができるので、支払いがAlipayひとつでまとまるのが本当に便利だと感じました。
また、Alipayアプリ内のDIDIからタクシーを呼んだ際ももちろんAlipayで決済ができます。
上海は公共交通機関が本当に安くて、1時間地下鉄に乗っても7元(140円)、30分タクシーに乗っても30元(600円)程度でした。
また、今回は登録までしたのに残念ながら使いませんでしたがAlipay内のHELLOBIKEというアプリを使うことで青いシェアサイクルを使えるようです。
街中の至る所にシェアサイクルがあり、禁止区間を除けばどこでも返せるようなので、移動にも観光にも良さそうでした。

WeChat

LINEのようなものです。別に連絡とるわけじゃないからいらんやろ、と思いながらもとりあえずダウンロードして登録していたのですが、結論からいうと必須でした。
レストランやフードコートではモバイルオーダーが主流で、紙のメニュー表はなくテーブルにシールでQRコードが貼り付けられている店が多く、そのQRコードをWeChatで読み込みオーダーを行っていました。

スキャンで読み込み。マネーはWeChatPayです。稀にAlipayが使えない場合もあるようなのでこちらも登録しておく方が安心かも。

他のアプリでスキャンもできたのかもしれないですが、私はWeChatを使っていました。日本語設定ができるのはありがたいです。

大众点评

食べログのようなもので、ご飯以外にホテルなども口コミなどが載っています。
行きたい店を探すとき、人気メニューを知りたいとき、レストランの予約をしたいときに使いました。

日本の電話番号で登録できるはずなのですが、なぜかこのあと紹介する美団外卖と大众点评はわたしは登録できず、夫のアプリを使っていました。登録しないと機能が制限されてしまいます。
反対に、夫はAlipayで、お店のQRコードをスキャンするタイプの支払い方法は支払い不可になっていたので、同行者がいる場合は誰か一人に任せるのではなく、みんなでアプリをダウンロードしておいたほうが安心そうです。

sns的な役割も果たしていそう。

美団外卖

Uber Eatsと同じく配達サービスです。中国では外卖(ワイマイ)といってこの会社に限らず配達サービスが盛んで、非常に安い配達料で食品などを届けてくれます。

感覚で使えます。

路上にはワイマイのバイクがたくさんいて、多くのアパートの1階にはワイマイ置き場があります。
初日、ホテルにチェックインしたときに、たくさんのワイマイの配達員がホテルに配達しに来ていてびっくりしました。
わたしも滞在中に二度使ったのですが本当に便利でした。日本だとUbereatsは商品の値段も高くなるし配達料もまあまあするので使うことはありませんが、中国のワイマイは少額でも配達してもらえるし、配達料も安く商品の値段もお店で買った時と変わらないのでそりゃみんな使うわ、と思いました。

他おすすめアプリ

人によっては必要ないと思いますが、今回私たちは上海ディズニーに行ったので上海ディズニーのアプリは必須でした。
チケットの購入もアプリから行えますし、MAPやアトラクションの待ち時間、ショーの時間もアプリで確認できます。
他に、今回私はアリババのスーパー、盒馬鮮生に行きたかったのですが、盒馬では専用アプリがないと商品購入ができなかったので、もし興味があって行かれる方はこちらのアプリもあらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。
また、翻訳アプリもあると便利です。特に上海は英語が通じないことも多く、今回安さで選んで2泊したホテルもほぼ外国人が来ないのかフロントの方が全く英語が話せずアプリに話しかけてもらう方法でやり取りを行いました。

他にもダウンロードしていたアプリはありますが、使っていたのは基本あげたものばかりです。
中国に行くのは、入国が大変だったりいつものアプリが使えなかったり、面倒で腰が重い部分もありますが、中国でしか得られない刺激があるのでぜひチャレンジしてみてください!

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