見出し画像

【人を育てる】あなたは持ってますか?「気づき」の力

皆さんは、「気づき」って意識したことありますか?
あ、そうか!そうだったんだ!みたいに、はっ!となる瞬間。
そして、それを日常でどれくらい感じてますか?

1日1回?いやいや10回はある?
はたまた、そんなこと感じたこともない?

私は「自分らしく活躍する」をコンセプトに講座を開いているのですがそこで「こうするべき」のようなノウハウはあまりお伝えしていません。
その代わり「気づき」を沢山提供しています。

何かに気づいた時、生徒さんの表情がパッと明るくなり、目の奥に力がみなぎるあの瞬間がとても好きです^^

感が良い方は、お気づきかもしれませんが
1日10回の気づきがあれば、10個学びが生まれるわけです。
0回であれば、もちろん0。

今日はそんな人を成長させる「気づき」の力のお話しです。

「気づき」が生み出すアレコレソレ

Aさん:1日10個の気づき
Bさん:1日0個

例えば、AさんとBさんの気づきを年間で表してみると
Aさん:365日×10回/1日=3,650個の学び。
Bさん:365日×0回/1日=0個の学び。

1年後の二人の表情をイメージしてみてください。
Aさん:イキイキ、自分の未来を自分で掴んでいるイメージ。
Bさん:自分で考える力が弱く他力本願なイメージ。
そんな感じしませんか?
1回の「はっ!」は小さくても、積み重ねると凄いことになるんです。

成長に繋がる「気づき」の力が生み出すもの
・考える力・自分で決める力(決断力)・行動力
・問題を見つける力(問題発見力)・問題を解決する力(問題解決力)
・分析力・創造性・前向きな思考(自分を変えていこうとする力)

改めてみると、当たり前のように思えますが
これらは、何かに気づいて初めて生まれるものです。

0の状態では何を考えていいのかも、分かりませんよね。

部下が育たないのは作業を教えているから

リーダーが抱える悩みの多くは「人が育たない」です。

部下が動かない、やる気がない、言ったことしかやらない
と悩んでいるリーダーには共通点があります。

それは「自分が教えた通りにやって欲しい」です。

なので、作業の手順を一生懸命教えます。
これは悪い事ではないのですが、これでは部下は育ちません。

大げさに言うと、説明書を読み上げている。
そして、説明書と違った動きをすると「違う」と指摘する。
そうすると、部下は書いてある通りにやるしかなくなる。

ちゃんとコツも教えている、と言われる方がいるのですが
それもあなたのコツの説明書を読み上げているだけです。

言われた通りにしか動けないのに、どうやって成長するのでしょう?

OOを手放すと人はグッと成長する

では、どうしたらいいのでしょうか。

まずは、「この通りにしなければならない」という思い込みを植え付けないことです。

人は、思い込みに縛られるとそれ以上成長できなくなります。
例えば「説明書通りにやって」だと考える事はこれしかないですよね。
この先何も生まれません。

では、「説明書に書いてある手順を効率よく進めるにはどうしたらいい?」だとどうでしょう。

この方法かな?それともこうかな?って考えますよね。

この「どうしたら」「なぜ?」を与えてあげるのが「気づきの力」を育てる第一歩です。

皆さん、何か気づきを与えていますか?
つい、自分の持論を押し付けてませんか?
自分がやった方が早いからって、部下の考える時間を奪ってませんか?

これが正しい、この方が速い、部下にはまだ無理、という思い込みを手放したら違う世界が見えてきますよ!

動かない部下に育てているのはリーダー自身

実は動かない部下に育てているのは、リーダー自身だったりします。

私も昔はそうでした。
持論で動く指示出しリーダー。
私のやり方が1番いいのだ!

今考えるとなんて自分勝手なリーダーだったんだろうと猛反省です・・・。
この時のチームメンバーはみんな暗い顏してました。私がそうさせていたんですね。。。

第一線で活躍してきた人は、つい持論を押し付けがちです。
頑張って手にしてきたものだから、その気持ちとても分かります。

でも、あなた自身をステージアップする為に
そろそろ活躍の場を部下に譲ってあげませんか?

部下に活躍の場を譲ってあげよう!

あなたの中にある、「こうでなければ」という思い込みを手放して、新しい気づきを生み出しませんか?
あなたの部下はどんなアイデアを持っているでしょうか。
私は、メンバーの斬新なアイデアのお陰で、沢山の成果を出すことができました。感謝×2です^^

「どうしてそう思うの?」「教えて!」「どうしたらいいと思う?」
これを繰り返すことで、考える癖がつきます。更に、部下の考え、価値観、信頼関係も一緒についてきます。凄いですね。

気づきを与えるのはリーダーの役目です。
*間違っていたとしても、否定せずに考えてくれたことを評価してあげてくださいね!

それでは、また!



















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?