絵巻物の原風景を求めて
絵巻物を左へ左へと少しづつ繰り展げ、スクリーン上に次々と現れては消えていく絵を追いながら、物語の世界に没入することこそが、本来の絵巻物の見方であり、絵巻物の魅力です。それは「絵を鑑賞する」というよりは「アニメーションを味わう」感じに近いです。絵巻物について書かれた書籍は数あれど、残念ながら繰り展げつつ見ることはできません。また、実際の絵巻物を手に取る機会も早々多くはありません。
けれども、縦書き、横スクロールで無限の空間が用意できるウェブサイトならば、本来の絵巻物の見方が可