『日々の小さな楽しみを維持するために』
本日のテーマは、
『日々の小さな楽しみを維持するために』です。
カフェは、友達とのお茶、商談、読書など多くの人にとって日常使いできる便利な場所です。
私も頻繁に利用していますが、最近のコーヒー価格の値上がりには少し痛手です。
良く利用するタリーズコーヒー。
どの店舗にもWi-Fiと電源が完備されており、アプリで電子決済をすれば10円の値引きが受けられるほか、2杯目のコーヒーを割安で楽しめるなど、多くの特典が魅力的です。
私が良く選ぶのは、本日のコーヒー(ドリップコーヒー)。
オーダー後すぐに提供されるため、コストパフォーマンス(コスパ)と時間効率(タイパ)の両面で優れているのですが、最近その価格が値上がりしました。
ショートサイズで345円から360円へと15円(4%)の値上がりとなりました。
この値上がりの背後には、コーヒー豆の価格高騰があります。
コーヒー豆の価格上昇は、2021年頃から始まりました。
主要生産国であるブラジルが霜害に見舞われ、コーヒー豆の生産量が大幅に減少しました。
さらに、地球温暖化による異常気象も影響し、他の生産国でも収穫量が減少。
加えて、新興国である中国やブラジルなどでは、生活水準の向上に伴いコーヒーの需要が増加しました。
これに目をつけた投機家たちが、将来的な値上がりを見越してコーヒー市場に資金を投入し、価格のさらなる上昇を招いています。
日本はコーヒー豆を輸入に依存しているため、世界的な価格変動の影響を受けやすい状況にあります。
この影響は消費者だけでなく、コーヒーを提供するカフェや喫茶店にも及んでいます。
コロナ禍の2020年より2023年には、コーヒー店の倒産件数が増加しているとの報告もあります。
単体の値上がりはそれほど大きく感じられないかもしれませんが、積み重なると大きな影響があります。
今後しばらくは物価が下がる見込みは少なく、私たち消費者も対策を考える必要があります。
まず、物価上昇に対抗するためにインフレ率に負けない資産形成を行うこと。
具体的には、物価上昇よりも高い利回りのもので資産運用をすること。
そして、円安の影響を受けにくい外貨を持つことも一つの手段です。
資産形成を既に実践している人も、上記2点を意識して実行することが大切です。
日々のコーヒー一杯にも慎重にならざるを得ない現状ですが、それでも自分にとっての小さな楽しみを維持するために、効率的な消費と賢い資産運用を心がけていきましょう!
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