見出し画像

『日本のソウルフードに今起こっていること』

先日、お昼ご飯を食べるため、ラーメン屋さんを探していました。

大阪心斎橋はラーメン激戦区。

訪日外国人が多い有名店、ラーメン好きが集まる知る人ぞ知るお店、どこも行列ができていました。

たまたま、空いていたお店を選んだのですが、手の込んだスープ、盛り付けの美しさ、そして味も大満足でした。

そんな、日本人のみならず、訪日外国人にも愛されるラーメンが、倒産や休業するお店が過去最多となっているそうです。

何が要因でそうなっているのでしょうか?

本日のテーマは

『日本のソウルフードに今起こっていること』です。


2023年のラーメン店の倒産と休業件数は過去最多の74件、前年より2倍程増えました。

その要因は、円安による輸入物価の高騰や光熱費の増加です。

ラーメンに使われる麺は小麦を使用し、チャーシューに使われるお肉も輸入品に頼ることが多いため、為替変動により購入価格が上がります。

それに加え、

ラーメンには『1杯1000円の壁』というものが存在し、
1000円を超えると、お客さんが離れていくので値段を上げられないというお店も多く、必然的に利益率が下がっています。

記憶によると10年前までは、ラーメンの値段はベーシックなものなら690円〜790円くらいでした。

現在は980円ほどに値上がりしていますが、それと以上に原価も上がっています。

原価を下げることも、ラーメン店が多い中、競合に勝つためには、いい食材を使って差別化を図る必要があるため、簡単にはレベルを下げることができません。

昨日訪れたラーメン店も、具材も凝っていて980円以上のクオリティーに驚きました。

どこのラーメン店でも厳しい状況は続いており、度重なる物価上昇の中で、値上げも限界を迎えるお店も多く、閉める判断をしたお店が増えてきているのだと思います。

今後物価上昇で厳しくなるお店や、企業も多くなっていくと考えます。

そして、
家計でも、物価が上昇しているけども賃金が増えない状況が起こっています。

今は、生活が困るほど収入以上のインフレが起きている家庭は少ないと思いますが、着実に手元に残るお金が減っています。

そうなると、長期で見たときに将来の資金準備が追いつかないことになります。

限界が来る前に、影響が少ないうちから準備しておくことが大切です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

『自分のお金と向き合い、人生をより良くしていきたい!』
という方におすすめのセミナーを開催しています。

■人生100年時代に備えるお金のセミナー
詳細はこちら↓
https://enjoy-financial-office.hp.peraichi.com/?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?