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求人広告はどうやって選べばいい?

求人広告はどうやって選べばいい?

前回の記事でも記載しましたが、求人広告が多すぎて、種類も活用方法もわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は求人広告の媒体毎の特徴や選び方を解説していきたいと思います。


媒体の種類と特徴

まずは媒体の種類と特徴についてです。
その中でも有料と無料の広告で分けて解説していきます。

求人広告(有料)

有料の求人広告には、主に「クリック課金型」「掲載課金型」「成果報酬型」の3つの種類があります。

クリック課金型
求人検索エンジンで使用される料金システムで、求人広告がクリックされるたびに費用が発生します。これはGoogleやYahoo! JAPANのリスティング広告に似ています。

掲載課金型
求人広告サイトで使用される料金システムで、掲載時に一定の費用を支払うことで求人を掲載できます。その後は追加費用は発生しません。

成果報酬型
転職エージェントで使用される料金システムで、採用が決まった場合に報酬として費用を支払います。初期費用や利用途中の費用はかからず、採用が確定した時点で費用が発生します。


求人広告(無料)

次に、無料で利用できる求人広告について紹介します。

ハローワーク
求人を掲載する際に料金は一切かかりません。採用活動に予算を割けない場合には、ハローワークを利用することが選択肢の1つとなるでしょう。ただし、有料の求人広告とは異なり、露出量をコントロールすることが難しいため、条件が良くない場合は応募者を確保するのが難しいこともあります。

求人検索エンジン
先ほど「クリック課金型」の代表例として求人検索エンジンを挙げましたが、すべての求人検索エンジンが有料サービスというわけではありません。むしろ、求人検索エンジンは基本的に無料で利用でき、より多くの露出を得るために費用を支払うことが一般的です。そのため、予算が限られている場合には、無料で利用できる範囲で求人検索エンジンを活用することも一つの手段です。

自社のWebサイト
自社のWebサイトの採用ページに求人情報を掲載することももちろん無料です。
求人情報サイトや求人情報誌を見た後、応募先企業についての詳細情報を求める求職者は多いです。自社のWebサイトに採用ページを設置することで、仕事内容や条件だけでなく、企業の理念や職場の雰囲気など、求人情報サイトや求人情報誌には掲載しきれない情報も伝えることができます。
ただし、採用ページを作成するにはリソースが必要です。コストを考慮すると外部に依頼することも難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、たった10分で作成できる「Airワーク 採用管理」サービスです。Airワーク 採用管理を利用すると、プロがデザインしたような採用ホームページを簡単に作成できます。初期費用や月額費用、求人掲載、成功報酬は全て無料です。応募者とのコミュニケーションも追加費用なしで可能です。Airワーク 採用管理で公開した求人は、求人検索エンジンIndeedにも自動掲載されます。採用にコストや手間をかけたくない方は、ぜひAirワーク 採用管理を試してみてください。

SNS
TwitterやYouTubeなどのSNSでは、広告を利用すると費用がかかりますが、通常の投稿なら基本的に無料で求人募集についても発信できます。

キャリアセンター
キャリアセンターを通じて大学や専門学校と連携した求人広告も無料で掲載できます。ただし、学校によっては求人票のフォーマットが決まっている場合や、打ち合わせが必要な場合もあります。


求人媒体の決め方・選び方

上記では求人広告の種類についてご紹介してきましたが、採用において重要なのは、自社が求める人材をどのように採用するかです。求人広告を出す媒体によって、応募者の属性は大きく異なります。
そこで、どの求人広告を使用して採用すべきか、求人媒体の選び方や決め方について具体的にご紹介します。


採用ターゲットを設定する

採用において非常に重要なのは、採用ターゲットを設定することです。採用ターゲットとは、自社が採用したい人物像を明確に定めたものであり、採用ペルソナとも呼ばれます。関係者全員が共通認識として採用ターゲットを意識することが重要です。

採用ターゲットによって、求人媒体や求人広告の作り方も異なります。ターゲットに合った方法で、ターゲットに響くポイントをアピールすることで、自社が求める人材と出会える可能性が高まります。

また、採用ターゲットは関係者全員がすぐにイメージできるような形で設定することがおすすめです。例えば、社内に実在する特定の人物などを採用ターゲットとして設定することが有効です。


求人媒体の利用者層を調査

求人媒体の利用者層を調査するためには、以下のようなポイントに注意する必要があります。

求人媒体によって利用者層が大きく異なることがあります。例えば、大学や専門学校のキャリアセンターでは中途採用はできませんし、求人情報誌は特定の地域の人に絞られます。また、求人情報サイトには新卒採用専用のWebサイトや転職専用のWebサイト、さらには特定のターゲットを絞ったWebサイトも存在します。さらに、転職エージェントにも得意とする業界や分野が異なる会社が多く存在します。

したがって、自社にとって最適な求人媒体を選定するためには、運営会社への問い合わせや媒体資料の請求を行い、求人媒体の特徴をしっかり把握する必要があります。それによって、自社の求人ニーズに合った利用者層や得意とする業種・業界を持つ求人媒体を選ぶことができます。


求人広告の作成方法

以下では、求人広告の作成方法について説明します。

自社で求人広告を作成することも可能ですが、求人広告には媒体ごとに定められたフォーマットがあります。効果的な求人広告を作成するためには、最適化が必要です。そのため、代理店や求人媒体に直接依頼することも検討できます。

下記では、それぞれの方法のメリットとデメリットについて説明します。


自社で作成する

まずは自社で求人広告を作成する方法です。多くの求人情報サイトでは入稿フォーマットが設けられており、比較的簡単に作成できます。

ただし、求人広告に関する知識がない状態で作成すると、思ったような効果が得られず、応募者数を確保できない可能性もあります。

リソースを使って試行錯誤しながら最適化していくことで、自社で求人広告を作成し、知識を蓄積することは長期的に有益です。しかし、そうでない場合は次に紹介する外部への依頼も検討すべきです。

なお、ハローワークで人材を募集する場合は、事業所情報登録と求人申込みを自社で行う必要があるため、基本的には自社で求人広告を作成する必要があります。


求人広告代理店に依頼する

求人広告の制作を依頼する際、求人広告代理店に相談することができます。

求人広告代理店は、掲載する求人媒体に合わせて最適な求人広告を制作してくれます。
また、求人媒体が未定の場合は、適切な媒体を選定するための相談も可能です。
ただし、特定の求人媒体に限定して比較すると、求人媒体の直販を選ぶ方がより効果的であることが多いです。


求人媒体に依頼する

基本的には、求人媒体は求人広告の制作代行も行っています。

専門スタッフが自社媒体に精通しており、インタビューや調査を行った上で効果的な求人広告を作成し、その媒体で掲載することができます。ただし、求人媒体に依頼できるのはその媒体に適した広告の作成に限られ、他の媒体への掲載提案は受け付けられません。
制作費用に制約がある場合、掲載先の選択肢が限られる可能性もあります。


求人広告を利用する際の注意点

以下、求人広告を利用する際の注意点をお伝えします。

近年、自社のWebサイトの採用ページや採用ホームページの重要性が非常に高まっています。多くの求職者が、各種求人媒体で応募する前に企業のホームページをチェックしており、採用ページを含めて細かく確認しています。そのため、応募を検討している企業がホームページを持っていない場合、怪しい企業と判断され、応募をやめてしまう可能性もあります。

SNSなどを利用した積極的な活動も効果的ですが、自社のWebサイトでの情報発信が採用活動の基本です。求職者の閲覧に備えて、自社のWebサイトに採用ページもしくは採用ホームページを制作しておくことをおすすめします。


【まとめ】求人広告、Webサイトを活用しよう!

求人広告はさまざまな種類があり、利用者層が異なるため、採用ターゲットに合った媒体を選ぶことが重要です。
さらに、求人広告の作成方法と同様に、自社のWebサイトの採用ページや採用ホームページの整備も重要です。自社のWebサイトが整備されていない場合、求職者が応募を見送る可能性も高まります。
そのため、しっかりと媒体の特徴やサービス内容などもリサーチを行い、自社にあった求人広告を利用していきましょう。

もし媒体選別が難しいということであれば、脱エージェントアドバイザー「ENJOB」にお任せください。
是非、コメントもお待ちしております。

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