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ちょこっと引っ越し

1月4日に浜松に戻り、5日が初仕事。その先はレッスンのみの状態が暫く続くので、えんじろうは「ちょこっと引っ越し」を何度もやっています。引越し作業を小分けにして、運べるだけの荷物をアリのように少しずつ着実に移動してゆく。移動手段がバスと徒歩なので、それしかないのです。
でもだからこそ得られるものも色々とあり、そんなときだからこそ試せることもあったりして、なかなか楽しい経験です。

今回はそんなちょこっと引っ越し初回、1月6日の物語です。


バスと徒歩で移動

実は自分の新居がどこに動やったら行けるのか、今ひとつ判っていません。物件見学を含めて、この日も行は車でした。完全に自力で移動したのはこの日の帰りから。

ゲームっぽい街のイラスト

背骨から肋骨への旅

何度か通って判ったことは、バスが通っている道から住宅街に入っていくのですが、バス通りを背骨だとすると、そこから複数横に伸びている肋骨のような道を通るのです。つまり通り1つずれてしまうと、そこは袋小路。一旦背骨となるバス通りまで戻るしかないという訳です。

これに気がつくまでに結構かかり、地図でもよく判らなかったりナビは肋骨から肋骨を渡り歩くような指示をしてきたりと、なかなかハチャメチャでした。空飛べって言うのかいとツッコミをしながら、荷物を引きずり移動するのも、旅みたいでなかなか楽しいです。

袋小路の良いところ

さて道路が袋小路になっているということは、袋の先にようがない人や車が抜け道として入ってくることはほぼないということ。抜けられない道ですからね(笑)つまり逆手に考えれば静かだよってことですね。一見不都合が、裏から見ると好都合に見えるのも面白い。

知る瞬間

知らない道も何度か迷いながら数回通れば、あっこれまた違うやつだと判るようになっていく。それが「知らないが知ってるに変わる瞬間」です。
これは道でも演奏の技でも、全く同じことですね。ただ1つの正しい答えがいきなり見つかるわけじゃない。それ以外の間違い方をたくさん知っていくことで、正解に当たる確率を上げてゆくのです。

そしてこれは自分の意志でやると結構楽しい。でも人からやらされるととてつもなくやりたくないものになるから不思議ですね。

電気・ガス・水道の開通

実はこの日、電気ガス水道の開通日にしていました。ガスは立会が必要だったので、新居に来た理由はほぼこれのためです。

おニューのガスコンロ

新調したガス台

旧居のガス台はなんと建物についてきたものだったので、新居では自分で用意しなければなりません。今回はホウロウタイプで掃除がしやすいというものを購入しました。何気にこだわったのは左右で火力が同じであること。なんか嫌なんですよね。片方だけ高火力っていうのは。それなら両方弱火力のほうが良いと思うのは変なのかな?
それからこれ全身白いから汚れが目立ちます。見えれば綺麗にしたくなるのではないかという希望的予測の元、購入しました。

ガス点火と時代の差

ガス屋さんは結構お若い方で、最近は電池入らずで手回しだけで火のつくガスコンロを見かけないという話をしたら、通じませんでした。その方の人生には手回しコンロは存在していないのです。安全装置の観点からも、ガスコンロにも電気が必須というわけですね。
でもせめて電池切れのいざというときに役立ちそうだし、手回しの手段くらい残しておいてくれてもいいのになと思うのでした。

まさかガスの点火の話題で、自分の年齢を意識することになろうとは思いもしませんでした。読者の方は覚えてますよね?覚えているよと言って!あのぐっと押し込みながら回す点火手段。

デジタルロックの挑戦

それから今度の家の新たなものと言えば、デジタルロックです。新たな音楽ジャンルというわけじゃなく、扉の開閉にもう鍵なんて使わないということだそうです。

ボタンの付いた扉のイラスト

まずはこの使い方を学習していました。順番的にはこれが1番最初にやったことですが、学習というか実験というか、やらなきゃ入れませんからね(笑)

最近流行りのタッチパネルならばお手上げになるところでしたが、幸い物理ボタンです。電話や券売機同様に、中央5のボタンには触って判る点が付けられていたので救いです。
本当は暗証番号の変更までをやりたかったのですが、説明書を読むのが厳しくて断念。また次回に持ち越しとなりました。

まとめ

ちょこっと引っ越し初日だけでかなり中身の濃い1日となりました。まるで冒険が始まっているような感じですが、ちょっと前の自分なら不安と恐怖の方が断然大きかったのが、最近はワクワク感の方に意識を集中できるようになってきている気がします。
成長しているというのか、単に鈍くなっているというのか?いずれにしてもめでたく受け止められる方が、これまでの自分とのバランスがとれるのではと感じるえんじろうなのでした。

また続きもお楽しみに。



#enjiro #えんじろう
#引っ越し #冒険 #初体験 #新居 #感想

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