名曲の宝箱 曲紹介1
発売から1ヶ月半が経とうとしているニューアルバム「3つのオカリナがうたう 名曲の宝箱 第2弾」ですが、ここらへんでそろそろCDの中身を1曲ずつ丁寧に紹介していこうかなと思います。
まだCDをお買い上げでない方はもちろんのこと、すでに手に入れられている方も、えんじろうがどんな音色のなんというオカリナを使ってどのような思いで奏でているかを知っていただけたら嬉しいなあと思います。
今回は途中でお腹いっぱいになってしまわないように、3曲ずつ何回かに分けて紹介していこうと思います。
野に咲く花のように
穏やかで太めの音がする「ヒロミチオカリナ」のアルトC管と、それを地面から支えるような音色の「森の音オカリナ」のアルトG管の組み合わせで奏でました。どちらも太く柔らかで温かい方向性のある音色ですが、ツヤなどに違いがあります。
慎ましく、だけれども堂々と大地に佇む野の花をイメージして、それが重たくならないように工夫しながらハーモニーを作りました。軽めでリズミカルな伴奏も、合わせてお楽しみください。
瀬戸の花嫁
素朴で優しさも含んだ「木村オカリナ」のアルトC管と、何でも暖かく見守れる広くて奥深い音色を持つ「Thousand Leaves オカリナ」のアルトG管の組み合わせで奏でたのは、わくわくしながらお嫁に向かう花嫁さんの気持ち。
主役の花嫁さんと、それを暖かく見守る周囲の人達の様子をパート分けする形で組み立ててゆきました。常に選考するパートとそれを追いかけるパートがあるのは、そういった表現からでございます。
もしも演奏して頂ける場合には、ぜひそういった立場の使い分けを楽しんでいただけると、より深く入り込めると思います。
グリーンスリーブス
細くすっとした旋律を温かく描ける「Thousand Leaves オカリナ」のアルトC管と、太く芯のある低音を奏でる「加藤オカリナ」のアルトG管のコンビです。作家の千葉さんと共演する際にもよく見受けられる取り合わせですね。
ずっと受け継がれてきた美しい不思議なメロディーは、同じく不思議な音色のオカリナにはよく似合う。神秘に神秘をかけ合わせたような不思議な雰囲気を作り出せるように、特に中間部のオリジナル継ぎ足し部分には気を配っています。そして結構気に入っています。
ご案内
この「3つのオカリナがうたう 名曲の宝箱 第2弾」は、コンサートの会場での手売りの他、BASEを利用した通販も行っております。興味を持たれた方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
また、同時発売の「楽譜集」では、CDのすべての曲のカラオケ伴奏に加え、それぞれのパートを耳から学ぶこともできるガイドトラック付きのバージョンも収録されています。
購入された方からのお話では、自分が吹くパート以外のガイドをあえて再生しながら吹くと、疑似ハーモニーが楽しめて気持ちが良かったなどのご意見も頂いてます。
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