報告 カフェバロック
*「自分が出演した演奏の報告を、記事にまとめようと思っています。
とGoogleのbardさんに尋ねてみました。本当はアドバイス頂戴まで書こうとしたのですが、改行のつもりでエンターを押したら送信されちゃったのですが。
それでも返ってきた答えはこうでした。
なんかもう、すごい時代だなあと感じますが、これをみて「いつも書いている内容と同じだ」と感じてほっとするところが、右に習えの日本人だったとちょっぴり悔しいようでもあり、複雑です。
という訳で、日曜に行ってまいりました藤枝の「カフェ バロック」さんにおける「NOSTALGIA オリジナルコンサート」の報告をさせていただきます。
お天気と移動
この日はあまり良いお天気とは言えませんでした。しかし雲の中から太陽の光は拝めましたので、雨の心配はなく会場を目指して移動しました。
幸せな腹ごしらえ
すっかり定番になっています「道の駅 掛川」で、しっかり食事をいただきました。藤枝行の1つの楽しみです。
5月だろうがなんだろうがお雑煮ですよ!ここにはいつでもお雑煮があるようで、なんとなく食べたい気持ちだったので注文。中にはほうれん草や鶏肉まで入っており、結構栄養バッチリ。
調子ずいてちくわの磯辺揚げと酢豚まで頼んでしまったので、かなりの命をいただくこととなりました。無駄にはできませんから、良い演奏したいなあと思いました。
軽く投資も!
宝くじやさんで2枚の宝くじを購入。これも結構日課になっています。600円になるので僕にはまあまあな買い物。当たれば5000万円とか、固定要塞「家」か、移動要塞「キャンピングトレーラー」が欲しいですね(自分じゃ運転できないけど)
演奏準備
今回は楽器に対する音響持ち込みでの演奏でした。やはりギターも入って3人となると、オカリナの天然音量では少し追いつかず、本当に手軽な音響ですが音量のバランス調整には最適です。
オカリナテーブルも譜面台を応用したものにして、小型でシンプルかつ演奏に使う楽器を曲毎に並べるスタイルにしています。
ピアノ周りはこんな感じで、手前には見慣れた方はすぐ判る風呂敷がございます。
ピアノ・オカリナ・ギターの順に手前から並び、それを半分囲むような形で客席を配置させていただきました。間近に演奏をお楽しみいただけるような感じです。
物販スペースはこんな感じ。ぬいぐるみの存在感が圧倒的。
という訳で、こんな形でまとまりました。井手さんギターのセッティングに集中しておられますね。
今回もプログラムをご用意し、各テーブルに配置しました。オリジナル曲なので、少しでも心に残していただけるようにと。
開場になりお客様がお見えになると、新規の方もいらっしゃったり、いつも応援してくださっていた方もお見えになったり、なんだか同窓会の始まる前のような暖かな気持ちになります(実は同窓会の経験は殆どないのですが)
演奏と雰囲気
ちょっと緊張気味な雰囲気でスタートした本番ですが、理由はえんじろうがすべての進行をすることになったからです。やっぱり今でもしゃべりには抵抗があり、想像するとトイレに行きたくなるんですよね。
でも軌道に乗ると緊張よりも伝えたい気持ちが強くなるのです。とはいえ頭の整理が追いつかずにまとまりの悪いことを早口で言ってしまってやしないかとどこかで気にしていました。
配置上りょうこさんはお客様と反対向きになりますが、井手氏とコンタクトを取りながらの演奏。えんじろうはその手前でオカリナを吹いていました。
実は今持っているオカリナが、先日ヤマハ浜松店で購入したばかりの個体です。この作家さんのオカリナにはそこそこ慣れているので、こんなに早くから投入できたというわけです。
エレキとアコースティックを含め、3本のギターを駆使して、曲に合わせた表現を組み立ててくださっていますね。その辺りは曲に合わせて楽器を変えるオカリナのえんじろうスタイルと共通するものを感じます。
心と音楽と
写真はピアノが主人公のオリジナル曲を演奏した際のもの。
今回のアレンジの中にはピアノが「だ~」と鍵盤をなぞるグリッサンドと言う技法を行い、そこからソロに突入するシーンが有りました。
この勢いというのが凄まじいものがあり、ピアニストがまず心を燃焼させ音を出し、そうして出てきた音に他の楽器奏者も感化されるという連鎖反応が起こるんですよね。
これは練習でもしていて先行きが判っているからというものだけでなく、ピアノが出したグリッサンドの音そのものがもたらす強烈な波動が起こすのだろうと思います。
心と健康と
世には「心身一如」という言葉があるように、体の具合が心に影響を与えることは当然ありますが、心の影響が体に現れるということも普通にあるんですよね。
同じように音楽も「こう表現したい」と思って表現に影響を及ぼすパターンもあれば、出てきた音が心をさらに掻き立てるという方向の作用もあるということですね。
カリンバの登場
B-flatに続き、今回も「e---Tuning Kalimba」が登場しました。
前回使ったものはその場でお買い上げいただけたので、また新たに制作しての登場です。この演奏のための特別チューニングなので、同じチューニングのものはこれで世界に2つになったわけですね。
実はこちらも演奏後に新たなオーナーのもとに旅立つことになりました。お買い上げ感謝でございます。
伝えたい「命の釜」の意義
更に「命の釜」も登場しました。生徒さんでもありいつもスタッフで助けていただいているS氏が、今回「命の釜師」として釜を叩いてくださいました。
3人用のアレンジに合わせて叩くポジションが変わっているのですが、じっくり準備をしてくださっていたので良い感じに4人での演奏になりました。
自分たちでやると忙しく見えるせいもあり、釜の存在意義が単なる「ギャグ」のような笑い取りのポジションになってしまうんです。
釜を奏でる専任の人がいることで、今回始めてその笑いの一歩先にまでお客様をお招きできたのではないかと感じられました。自分の感じているものを伝えるというのは、本当はとても難しいことなのですね。
終演後
終演後はお客様とのコミュニケーションのひととき。ちょっと前まではそれすら「悪いこと」のように扱われていましたよね。でもアーティストにとってこのひとときがなければ生演奏のモチベーションが半分以上なくなってしまうような気分です。
もちろん演奏中の反応もありがたいですし、演奏にも多分に影響はしているのですが、終演後に楽器の話など聞かれたりするのは本当に嬉しいことです。だって自分が惚れ込んだ楽器のことに興味を持ってもらえるのだから。ある意味自分に興味を持ってもらえる以上に嬉しいのです。
今回始めてアイスコーヒーをいただきました。優しい冷え具合で、何だかほっとしました。
感謝
今回は直前まで10名ちょっとというやや寂しいご予約状況でした。でも当日になったら17名になり、需要があったことに喜びと感謝でいっぱいでした。
県外から来られた方もいらっしゃり、皆さん「来てよかった」と言ってくださったので、それが本当に救いです。
お客様の暖かな視線があったおかげもあり、僕らも3人で穏やかな演奏をすることができたと感じました。
本当にありがとうございました。
活躍の楽器たち
今回は無理やりこの座布団に置いたので、向きとか色々ですね。なんかそんな風に並べてみたい気分でした。
中でもこの2本のソプラノ管は、個性が分かれるオカリナです。曲によって意識的に使い分けて、それぞれ得意とする表現で歌い上げてもらいました。
この日のご褒美は
平気で40分待ちになるさわやかさんで、ご馳走をいただきました。
えんじろうが頂いたのは「旬野菜のなんとか」というやつで、アスパラとキャベツ焼きが美味しかったです。
朝から食には大喜びな一日でした。
次は6月24日
今回の内容ではラストとなる予定の「NOSTALGIA オリジナルコンサート」は、6月24日のハナレさんです。
少しだけ内容にも変化をつけて、今回の経験も生かして更に精進してゆこうと思います。この日は1日がかりでゆったりした時間をお楽しみください。
今回は2枚撮っちゃいました。
これからも後に「思い出」という光の残像をたくさん残して、歩んでゆこうと思います。