心が現れるから洗われる?
今回はオカリナという、えんじろうの生きる目的となっている楽器のお話です。よくオカリナ演奏をお届けすると、お客様から「心が洗われました」とか「純粋な心が音に出ていますね」とかいうコメントをいただけます。
罪の意識と勘違い実はこのセリフをいただくと、えんじろうは心が痛むのです。言ってもらっては困るという意味ではないのですが、自分はそんなに心がきれいな人間でもないし、卑しい部分もたっぷり抱え込んで生きている。それなのに「心が純粋」などと言われると、まるでオカリナで人を騙して歩いて