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赦せなくてもいい

こんにちはヒーラー縁です。



今回は良くスピリチュアル等などでも言われる【赦す】ということについて。




過去のトラウマ的な体験や、親への恨み等色々と抱えながら大人になっていく私たち。



昔は幸せだなと思っていたことが、大人になってから実はこうだったのかと知り、怒りが込み上げてくる人もいるだろう。




そんな人に向けて今回は綴ろうと思う。




私自身が、実の両親には育てられず育ての親に対する怒りや、恨みが長年あったのでより話ができるのかもしれない。





親が〇〇でなどという相談を誰かにすると

赦した方がいい。
などと無責任な言葉を言われた経験はないでしょうか?





赦せていたらこんな事にはなってない!
当時の私はそう思いました。





では、赦すという言葉自体がどういう意味合いを持っているのか?という事が気になり始めました。





ウィキペディアには

"許しとは、当初は不当に扱われたと感じた者が、受けた侵害についての気持ちと態度の変化を経験し、憤りや復讐などの否定的な感情を乗り越える、一連の意図的かつ自発的な過程である。"





このように記述されている。







よく、私たちが使う赦す、許すという言葉とは少しニュアンスが違うように感じる。






相手が起こした罪や、被害は現実として起こったことであって、例えば虐待や、ネグレクト、お前はこう生きなければならないと言った親からのエゴ。
生活苦による、周りの環境への差に対する子供ながらの劣等感。




このような物事は現実に体験をした事であって、実際に苦しかったり、悲しかったり、痛かったりした訳です。






仕方ない赦そう。。。。






そんな簡単に出来ません。





私は赦さなくてもいい。そう思います。
ただ、その過去の経験で自分が感じた感情、痛み、苦しみ等を自分で認知をしてあげる事が大切になってくると思っています。




こうしたかったな
これはしんどかったな
嫌だったな
本当は褒めて欲しかったな




というような当時の純粋な感情、想いを思い出し、自分自身が認知をしてあげる。




赦すとなると対象者がいますので、もう暴力を振るわれなくなる。とは保証できません。





親と縁を切りたいという相談も鑑定をしている中でありますが、私はその人の現実的なものを視た上で切っても良いと思います。とお伝えする事もあります。


そのかわり、逆上されて被害を被ってしまっては宜しくないので、それに伴った現実的な解決方法を進めていきます。





親だから、家族だからと言って我慢をし、生き続ける。
ここは地獄ではないか。
私は運がない。
そう思い込んでしまっては意味がありません。






自分も親に対してやってきた事があって、の場合は厳しくいう事もありますが、それは認知のずれであってなかなか当人も変化をさせれるものではありませんし、親も親で子を想う気持ちが形を変えてしまう場合が多々あります。




付き合いを少し遠ざけたり、自分を保たれる生活環境を大切にしていければ少しは、赦すではなく過去を見つめれるようになるのかなと思います。








色々な経験をして今がある。



良い思い出も、悪い思い出も今のあなたを作るためのものですが、全てを必然としていては壊れてしまうので、これは不要だったなと捨てる気持ちを持ってみて下さい。







赦せないことは赦さなくていい
ただ、怨まない事。










自分と向き合いすぎも良くないので、ほどほどに。
                    Enishi33

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