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題名は無いという題名

感情というものは誠にややこしいもので、向き合おうとすると逃げ、ほっけおくとおいかけてくる 




猫か。 





日々あらゆる所で己に対してのメッセージはぶつかってきていて、今、この瞬間の目の前に映っているものが何を自分に伝えて来ているのかを考える。 








まぁ人生とは長くも儚いものでして 

昨日までぴんぴんしていた人すらも亡くなるのだ。 







小学1年生の終わりから私自身も身近な人が亡くなる事が相次いだ。 

たしかに悲しい。 





一緒に育ったゴールデンレトリバーのアーサーはもう居ない。 


泣いた 

泣いた 





涙は枯れないじゃないかと腹を立てながら泣いたさ 








私は何かに怒っていた 






なぜ死ぬのだ 





死とはなんだと。 








20年近く私は考えただろう。 

ある日手に取って読んだ本にはこう書いてあった。 








ただ、そこから居なくなるだけだよ 









何故か腑に落ちた 

そばにいてほしかった 

もっと見守ってほしかった 







私は死というものを崇め、恐れ、囚われていたのだ。 








死ぬ事以外かすり傷? 

いや、誰だって怖いさ 

誰だって長く生きたいと思うさ 

苦しんで死にたくないと思うのさ 









ではどうだ??? 









今の自分を大切にできているだろうか? 

過去の自分を赦せているだろうか? 

今を楽しめているだろうか? 









私は想う 








死ぬために生きるんじゃなくて 

生きるために死のうと 









だからバカでいい 

人が決めた自分なんて壊してしまえ 

自分を可愛がって可愛がって 

愛で満たし、恐怖なんてものから全力で逃げて 

何にも戦わず、心を大切にして 

感謝して、笑顔で生きようと 










どう死ぬかじゃない 

今をどう生きるかだ。

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