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鶴の恩返しについて、改めて考えてみよう!

今回は、僕が童話アレンジをするキッカケになったお話、
『鶴の恩返し』について、語ろうと思います。

童話などのストーリーを改めて考えることで、
新しい気づきだったり、学びを得られると感じたからです。

なので、良かったら他のアップされている
エニヲの童話アレンジを、
読んでみてください!



ということでw


鶴の恩返しという昔話で
気付いたこと。


実は、
鶴は2回救われている。

ということです。


え、そうだっけ?


鶴は罠にハマっていたところをお爺さんに救われて、
その恩返しに女性の姿でやってきた。
そして、自分の身を削って、反物を作り、
それをおじいさんが売って、お金をもらう。
そうやって恩返しをする。


というストーリーだったはず。


それだと、
救ったのは『おじいさんが鶴を罠から救った』一回のはず。


確かに。
あなたのおっしゃる通り。


それが、一般的な解釈ですが、

しかし、
おじいさんはなぜ、
鶴が家を離れる要因になった。
機織りをしている姿を覗いたのでしょうか?


10代、20代の若者だったらわかります。
美人のお姉さんに「絶対に覗かないでください」
と言われたら、
若者なら、絶対に見ます!ww
覗きます!!ww


しかし、主人公はおじいさん・・・・


そんなことをしたらどうなるか、
わかっていたはず。


そう。
おじいさんはわかっていたのです。


このままだと、
せっかく、鶴を罠から救ったのに、
自分のせいで死んでしまう・・・


おじいさんはそう感じていたはず。


かといって、
「お前、鶴やろ!反物作るのやめなはれ!」

といったところで、鶴は知らんぷりするでしょう。


もしくは、恩返しができなかったと、
悔いを残すかもしれない・・・・

この場合、
お互いに後グサれなく暮らしていく一番ベストな方法は・・・・

そう。

アホなふりして、
鶴が機織りしてるところを覗く

ってことですよ!

お分かりですか?

そうです。

おじいさんは
敢えて
鶴の機織りを覗いたんです!

そう考えると、
確かに、
罠から救って、
機織り地獄からも救う
という。

2回救ってるんです。

そう考えると、
色んな寓話や昔話からも、
まだまだ気づけること、
学びがあるように感じませんか?


ということで、
僕の別のストーリーも
読んでみてください!


ではでは!


エニヲ

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