うつ状態だけど、友人達にうつ状態と報告した話

初めまして。昨日、夜更かして寝坊してしまい、心療内科の予約を明日に変更したEnglish下谷です。

担当医師より社会復帰の条件として、「1日8時間以上の知的活動が1週間続けられること。」と言われたのでnoteを始めることにしました。社会復帰するまで日々の雑多なことを毎日投稿出来たらなと思います。(4日目)

今回は「#自分にとって大切な事」というテーマがあったので、友人達にうつ状態と報告した話ついて書きたいと思います。

友人の紹介

私は大学時代に今後の人生において一生切れることのない4人の友人に出会いました。

1人目は学籍番号が隣だったハリーポッターの屋敷しもべのドビーのような容姿をしている男

2人目は入学式で偶然、席が隣だった特徴のないことにコンプレックスを抱く塩顔の男

3人目はドビーが連れてきたアンパンマンみたいな丸顔で私にとって性格が生理的に無理な男

4人目が知らないうちにいた小人

上記の4人に肌黒田舎デブの私を含めた5人で主に行動していました。

なので学部内でもスクールカーストで例えると、特殊過ぎて、そもそもピラミッドに属することが出来ない、客観的に見て頭が可笑しいグループにいました。

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本当に頭のネジが飛んでいたので、大学二年の春にドビーが「俺が大学でリア充できていないのはおかしいし、この気持ちを後輩にも味合わせたい」という醜すぎる嫉妬心から架空のサークルを作って新歓を行い、新入生を釣ろうとしたこともありました。

正直、自分の両親や地元の友達に彼らを私の友人として胸を張って絶対に紹介できないですが、それ以上に一緒にいて何も考えずに馬鹿が出来て楽しいです。

友人との旅行とうつ状態の告白

上記の友人とは社会人になっても関係は続き、昨年9月の連休を利用して都心郊外の山奥にある温泉へ旅行に行きました。

当時の私は医師よりうつ状態の診断を受けていましたが、まだ休職しておらず、仕事をしながらの療養をしてました。
うつ状態の診断を受けたことは上司にのみ話しており、家族含めほかの人には話していませんでした。

今でこそ本当に馬鹿な偏見だったと強く思うのですが、当時の私は自身がうつ状態になるまでは精神に関する病は「メンタルが弱いだけ」と思っており、恥ずべきことだと考えていたのです。
実際、旅行前は友人達に言うかどうかは考えていませんでした。

ただ、行きの車の中でふと「こいつらに話したらどうなるのか?」という疑問が湧いてきた為、近況報告話の自然の流れで「俺、うつ状態で休職考えてるんだよね」と言いました。

結果、車内は爆笑。
ドビーに至っては「甘えんな。逃げてばかりでどうするの?さっさと働けよ。現状から逃げるな。」と鬼畜発言。
心配する言葉など一切なく、ただただ、笑い声が車内に響いてました。

その反応を見て「こいつら馬鹿だな」と思うとともに、「俺も馬鹿だな」と感じ、私も笑いました。

ただ少しムカついたので、
「今回は旅行じゃなくて、俺の死に場所探しだからな。お前ら自殺関与罪で牢獄にぶち込んでやる」と言い返すとさらに大爆笑。
挙句の果てには、進んでGoogleで近場の自殺スポットを探しだす始末でした。

ただ、この瞬間に初めてうつ状態を笑いのネタに出来、自身の現状について初めて正面から向き合えた気がしました。

ちなみに旅行後、両親に自分の現状についてしっかりと伝えました

自分にとって大切な事

私が自分にとって大切な事は友人との時間です。
どんな状況でも、どんなに時間が空いても、会った瞬間からお互いにバカになって何でもネタに出来る存在。
どんなにつらい経験でも、笑いに昇華して楽しんでくれる存在。

そんな馬鹿共に出会えたことは私の人生での幸運の一つだと思います

本人たちには絶対に言えませんが、うつ状態という現状に対して向き合うきっかけをくれた友人達にここで感謝するとともに、友人達が悩んでいたら全力でネタすることをここに誓いたいと思います。

※最後に、うつ状態に関して、私は笑いのネタにすることで向き合えましたが、人によっては違うと思います。本文章で不快に思われる表現があったら、本当にすみません。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


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