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第二子出産前準備でやってよかったこと8選〜里帰りしないわが家の場合〜

数ヶ月前に第二子を出産しました。出産前から準備していてよかったことを書き留めます。
わたしのモットーは、ママが笑顔でハッピーならば家族全員ハッピー!(なはず)
費用は最小限にとどめつつ、わたし自身が笑顔で居られる体制を整えられるよう事前準備に勤しみました。結果、今のところは夫婦仲良く、長男も比較的情緒が安定して過ごせています。

1.ベビーシッターの登録

つわりの時期に登録し、出産月からは週3回利用しています。

利用して感じたメリット

ひとつめのメリットは、長男の情緒安定に寄与してくれていること。
我が家では平日夕方に来てもらっています。シッターさんと長男が保育園から帰宅後、わたしが食事の支度をしている間に長男と遊んでいてもらい、その後わたしと長男が入浴。入浴中は赤ちゃんのお世話(ミルク、オムツの取替)&寝かしつけをお願いしています。
ママと長男の時間をしっかり確保できることで、心配していた赤ちゃん返りもひどくはなっていません。

ふたつめは、親の負担が軽くなること。
シッターさんが来ない日には夫に定時で帰ってきてもらっていました。シッターさんが来る日は夫も残業ができるので、夫の仕事面での負担も少なそうです。

みっつめは、意外と費用面での負担が少ないこと。

東京都ベビーシッター助成と、企業の福利厚生制度(リビングクラブ、ベネフィット・ステーション)の併用で、わが家の実質負担額はシッターさんの交通費のみです。

利用して感じた難しさ

まず、予約が取りづらい
上記のとおり費用面でお得なので東京都のベビーシッター助成の制度は大人気。東京都助成金を使える資格を持ったシッターさんはひっぱりだこです(資格を取得するために数日間の研修が必要みたいで、資格を持っていないシッターさんも多いのだとか=よって限られた資格ホルダーに予約が集中)。
特に夕方の時間帯は激戦です。わたしは出産半年前に複数業者登録して、毎週決まった曜日・時間に定期的に来てくれるシッターさん探しを始めました。親子ともに相性が良く条件の合うシッターさんと定期で来てもらえる関係を築くのに4ヶ月ほどかかりました…。

そして、手続き面の煩雑さ
東京都の助成金を使う場合、三ヶ月に一度、区に申請を行う必要があります。申請時には作成書類、添付書類が多くなかなかの手間‥(そして締め切りはタイト)。
シッターさんの予約が取りづらいことから、わが家ではシッター派遣会社を複数登録して利用しています。そうすると、シッターさんの予約方法、支払方法、ルールなどがちがいます。毎月の予約開始時期が違うために予約が遅れて来てもらえなかった日も。保育園の送迎、新生児の沐浴など、お願いできることも違うので頭がこんがらがることも。

2.ファミリーサポートの登録

地域の(主に)シルバー世代の方が有償ボランティアとして家事や育児をサポートしてくれる制度です。つわり期から産後2ヶ月まで、長男のお迎えを週数回依頼しました。

3.シフト表の作成

幸いにも実家の両親が手伝いに来てくれることになりました。夫、両親、ベビーシッター、ファミリーサポートと関係者をたくさん確保してひと安心。
ところが、夫に「仕事で早く帰れない日ある?いつなら夕方家にいてくれる?」という質問をしてもはっきりとした答えが帰ってこずにイライラ。
おそらく、社外との予定は夕方は外してくれてるので帰って来ようと思えばいつでも定時で帰れる。でも、処理しなければいけない仕事はたくさんあるから「この日に帰ってきて」と言われれば帰ってくるけど…と言ったところなのかな。
それならばわたしが全員のスケジュールを決めてしまおう!と思い立ち、産前産後数ヶ月分のシフト表を作成。スプレッドシートで共有し、調整が必要な場合のみ申告してもらう方式としました。
誰かひとりに負担が偏りすぎないよう調整し、協力してくれる人には感謝の気持ちを十二分に伝え、みんなが子どもたちを可愛がる心の余裕を持てる状態をキープできるよう心がけ、気分は現場監督!

4.宅配弁当の手配

利用したのはデイリーコープ。
冷凍の宅配弁当はこれまでもいくつか利用したのですが、電子レンジの利用の仕方がまずいのかうまく解凍できないことが多かったんです‥。そこで、今回は冷蔵のお惣菜を宅配できる業者をいくつか調べ、その中からデイリーコープを利用してみました。実質利用期間は一ヶ月ほどでしたが、わたしの入院中は夕飯を準備する夫の負担が軽減されて重宝しました。

5.家計の見直し

子どもが増えると家計にも影響を与えるもの。産育休による収入減、そして教育資金の貯蓄計画も考えなおす必要が出てきます。
産休に入ってから出産までの間、時間があったこともあり、集中的に家計の見直しをしました。産育休中のもらえるであろう育児給付金の計算、今後増えるであろう支出の洗い出し、貯蓄・投資計画の練り直し‥。そしてファイナンシャルプランナーさん二人(セカンドオピニオンも欲しいので、一応)とオンライン面談し、わたしが練った資産運用の変更計画案を夫に相談。結果、わが家は出産月に金額の大きい金融商品を二つ購入しました。
生まれてからするのでもいいですが、産後どんな生活環境になるかわからないので、時間に余裕がある産前休暇中にやって良かったなと思います。

6.上の子の生活習慣の整え

これはわが家はあまりできておらず、、やれば良かったなと思うことです。
長男の赤ちゃん返りは割とひどくなかったと書きましたが、それでも今までひとりできていたことも「ママやって〜」が、産後本当に増えました。
しょうがないとは思いつつ、もっと親の促しなしでも、朝の支度や寝る前の準備が自然とできるように習慣化できていたらもっと楽だったのかな、とは思いました。自戒を込めて。

7.育休中にやりたいことを書き出す

転職や退職、三人目を産まないかぎり、これが最後の長期休暇です。貴重な時間を無駄にしないよう、やりたいことを書き出して自分と対話する時間を設けました。子どもが生まれてからはゆっくり考える時間もしばらく取れない可能性がありますからね。

8.夫と2人きりであそぶ、そしてスラムダンクを観る

臨月に入ってから夫に平日休みを取ってもらい、二人で一日あそびにいきました。産院からタクシーで五〜十分ほどの距離の場所に映画館があるのですが、気になっていたスラムダンクの映画を鑑賞。映画館なんて、長男が産まれる前に行ったきりです。映画のあと、食事をして、買い物をして、スタバでお茶して。もう大満足の一日です。久しぶりのデートみたいですごく楽しかった。

そして映画館で観たスラムダンクがとてもよかったのです!漫画全巻持っていたので、ストーリーの展開は知ってる。それでも大スクリーンで観るスラムダンクは控えめに言って最高でした…!母と息子の関係を描くシーンもあり、バスケ少年の母親に感情移入してしまう場面も。見終わったときには、わたしの息子たちにも、十代・二十代になったとき、あふれんばかりの若いエネルギーを打ち込めるなにかを見つけられているといいなと思いました。

特にこのシーンが好きです。

▲最近ヨガを学んでいて、過去でも未来でもなく「今」にフォーカスすることの大切さを繰り返し感学んでいます。桜木花道は「今」を生きる男ですね。

出産直前に息子がインフルエンザにかかって、(妊婦がインフルエンザにかかると重篤化しやすいため)わたしだけ家族から離れてホテル生活をしたり、インフルエンザ感染のため予定していたシッターさんを頼れずに一週間在宅で育児と仕事を夫はワンオペですることになったり、分娩時もちょっとしたトラブルにいくつも見舞われ、いろいろありました。その間も、夫とLINEでスラムダンク名言やスタンプを送り合って励まし合って、いやもう、スラムダンクに支えられてわが家は第二子出産を乗り越えられたようなものです。

▲このスタンプ、出産直後の夫婦2人とも満身創痍で戦っている渦中、本当に使えます。さっきもうんちのおむつ変えてくれた夫に、流川のスタンプ送りました。

もし出産を控えているご夫婦に何をしたらいいかと聞かれたら、二人でスラムダンクを観に行くことをわたしはお薦めます。

おわりに

家族、親戚、ベビーシッターさん、ファミサポさん‥たくさんの人に協力をお願いして乗り切った第二子出産。想定どおりに行かないこともあったものの、家族笑顔で過ごせたのでオッケー!!!

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