MacかWindowsか、いやPC選びで悩んでいる新大学生へ
お久しぶりです。「ちょっと時間ある?」と上司に言われ、1時間近く話された社畜です。仕事の依頼を断り続けること1時間、逆ギレされて去って行く上司を見つめながら、座席ごとふっとばしてやりたい気持ちになりました。
私の住む田舎では雪も溶け始め、春らしい雰囲気が味わえる日々が続いております。この3月という季節は学生にとっては卒業式と新天地への準備のため、ものすごく忙しい中にワクワクが共存する手のひらが痒くなる毎日ではないでしょうか?
私が大学に入学する際にまず購入したものは
パソコンです。
私は昭和生まれなのですが、当時のパソコンの社会的位置づけは
一家に1台あればよい。
10件に8件の家庭では「コンピューター」と呼んでいた時代でした。
私は信じられないぐらいの田舎に住んでいたので、私の地域でもコンピューターを買いに行くだけで、一大イベントでした。
当時の私のPCに対する知識はMAX義務教育。私の地域で殿様商売をしている某〇○電気で、無駄に高いハイスペックPC(富士通のLIFEBOOK)を購入させられたのを覚えています。
一緒に買い物に付き合ってくれた母親は
「まぁ○○も大人になるしね。お祝いで買ってあげるわよ。」
と優しくお金を出してくれたのですが、本当に申し訳ない。
10数年前の記憶ですが、心が痛くなる過去です。
当時の自分にもっとPCに対する正しい知識があれば死んでもラップトップを選ぶことはなかったと思います。(当時は授業でPCを使う最新鋭の授業はありませんでした。なのでほぼ家での使用です。)
そして、ネギをしょったかも状態の私は必要もないのにウイルスバスターをセットで購入させられたという痛い青年でした。ここで謝っても絶対届かないのですが、母さんごめん。
当時から人気だったのがMac。
ちょうどSteve JobsがApple's Macworld 2008で初めてMacbookを世に出した頃でした。
この革新的なデザインと素敵なプレゼンでもちろん魅了されたのですが、電気屋さんで「Macは独特だからやめた方がいいよ。」の一声であきらめてしまいました。
専門家が言うことは絶対であるという当時の誤った認識。
ガッデム間違いなし。学んだことは2点。
1つめ、電気屋の店員は専門家ではない。彼らはセールスマンである。
2つめ、専門家の意見を聞いても決定するのは自分だということ。
青二才だった当時の私にはその判断ができなかったので悲しくも自分が欲しいPCを買うことができませんでした。
さて、同じ過ちを多くの新大学生にしてほしくないので、正しいPCの買い方について今日は話したいと思います。いかが私のPC購入の指標です。
予算をまず決めること
Officeはいるのかどうか
OSは何を選ぶべきか
ノートPCかタブレットか
予算をまず決めること
1番大事なポイントです。新生活、おそらくお金がかかります。
私は実家から大学まで自転車という最安値コースだったのですが、遠ければ自家用車も必要だろうし、アパートの敷金礼金や新生活goodsも購入しなければいけない大学生にとってはPCだけにお金をかけれません。今はコロナ禍で歓迎会のような物は自粛されてきているかもしれませんが、私が大学1年生の時は、お誘いの歓迎会に出席するための費用を捻出することが無理でした。そして仲間ができなくなり、一人家で読書をする大学生活に・・・・涙。典型的なオタクでござる。
なのでPCに対する購入の予算を決めることです。
10万円までならそれ以上は絶対にお金をかけないと誓うことです。私のように無駄にハイスペックのPCを買わされるはめになります。能力がありすぎてなんでもできたのですが、私の使用用途は宿題の提出と、やらしいサイトの閲覧のみ。(その点ではウイルスバスター大活躍)
まぁ、今なら基本的に15万円もかければかなりのPCを購入することができるはずです。
Officeはいるのか?
結論から言えば必要ありません。Officeが入っているだけで2万円~3万円ぐらい値上げされます。最近では大学からOfficeは支給されている場合も多く、結果いらんになりかねません。また、ほとんどの大学でGoogleのG-suiteのアプリケーションを使用していると思われます。なぜなら教授はアクティブラーニングの名のもと、共有機能が充実しているG-suiteでの課題提出が大好きだからです。
将来的にofficeが必要になったり、どうしてもファイル形式でのData交換が必要な場合はMicrosft365 Personalをおすすめします。
こちらを購入しておけばどのMacやWindowsどちらのPCや、タブレット、スマートフォンどのデバイスからでもアプリを起動できますし(最大5台)、何より1Tのクラウドストレージ(OneDrive)がついてきます。そして、Officeソフトが新しくなっても(現在2021ですが)常に最新のソフトを使用することが可能です。※だいたい3年後には更新されています。
おっと、〇〇電気みたくなってきましたか?笑
OSは何がいいか?
私は個人的にはMacが1番素敵だと思っています。特に iPhoneやiPadをもっている方にとってはこれは間違いなくMacOSで決まりです。特にData間の行き来に関してはApple製品は他の追随を許しません。ちなみに今は絶賛キャーンペーン中なのでかなりお得に手に入れることができます。
しかしながら、もちろん次の方にはMacはお勧めしません。
Excelでマクロを組みたい。
大学で使っているアプリケーションソフトがWindows対応しかない。
携帯もタブレットも特にApple製品を使用していない。
今までWindowsしか使ったことがない。
特にExcelでマクロを組みたい方にしては使えない機能が結構ありますので気を付けてください。例えば標準モジュール等の設定等はできません。VBAを今更勉強したいという学生は少ないかもしれませんが、就職のため技能を習得したい方にはお勧めしません。
ノートPCかタブレットか
最近ではコンピューターとは何かと言われています。
ってたぶんなんかの雑誌で見ました(おそらく楽天マガジン)
つまりスマートフォンやタブレットが高機能化し、今までPCでしかできなかったことのほとんどがスマホやタブレットで補えるということです。特にPCの代用としてiPadの購入を考えている学生も多いと思います。最近ではYoutuberもさかんとiPadをお勧めしていますが、個人的にはお勧めしません。ごめんなさい。
理由は次の3点です。
最大の理由、サードパーティ製品で拡張がしずらい。
プロのアプリを動かすことができない。
タブレットのペン機能以外ならほぼPCでできる点です。
iPadでは拡張端子は1つしかありません。
さらにミラーリング機能しかないのでモニター等の画面拡張もできないのです。高額でありながらこれらのマイナス要素はお金のない学生にとってはかなり痛手だからです。よくYoutubeで見るGoodNotes5で勉強する方法、脳科学的にあんまり学習効果は高くありません。
最後に私がお勧めするWindowsパソコンです。
10万円未満でさらにOffice付き、重量も1.45Kgとかなりコンパクトです。
キーボードの配列が英語配列です。私はカナ文字を入力しないので英語配列でいいと思っています。
もう少しお金を出せるなら
ストレージの容量が低いですが、内部ストレージはそこまで必要ありません。保存は外付けSSDかHDDに入れておけばいいのです。PC特にラップトップは5年周期で買い替え時期がきます。
今回長らく文章を書いてしまい、すみませんでした。
すこしでも今回書いたことが新大学生のためになればと思います。
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