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【おうち英語】フォニックスへの誤解

わが家の子どもは英語の読みに関しては両極端な反応を見せて育ちました。上の娘は読みに関しては日本語も英語も早熟なタイプで、同世代の子と比べてもかなり早くに読めるようになりました。私が何か意図的に早く読めるようにしようと働きかけたのではなく、自然にそう育ちました。上の子を子育ての基準にしてしまうところがあり、今から3年前までの私は「子どもは読み聞かせとかしていれば自然に読めるようになるんだ」と思っているところがありました。そのためフォニックスの学習にも無頓着で、「みんながフォニックス、フォニックスと言うからちょっと買ってやらせてみるか」ぐらいの熱量でした。私自身、大学で英語を専攻しましたが、フォニックスを本格的に学んだ経験はそれまで皆無で、フォニックスのことを「なんか小難しい音のルールだよね」ぐらいに思っていたという(恥)
そんな私のフォニックスへの貧しい認識が一変したのは、息子が小5の時に英単語の一つも読めないことが発覚した時です。(詳しい顛末は【英語教育】dyslexia:ディスレクシアにてお読みください)
そこで初めてトレーニングに参加してフォニックスというものを基礎から学びました。本当に衝撃的でした。息子にフォニックスのレッスンを施すことで、あんなに読めなかった息子が短期間で英語を読めるようになったことも驚きでしたが、自分自身なぜこれまでフォニックスを学ぶ機会を持たず、苦労して英単語を読み書きしてきたのか・・・ということに愕然としてしまいました。随分要らぬ難行苦行をしてきたものだと・・・。この経験から、息子のように英語の読み書きに苦労しているお子さんがいるならフォニックスを教えて差し上げれられないか、自分自身が味わった無駄な苦労を英語の読み書きでする子を減らしたいと思い、私にしては思い切ったチャレンジではありましたが、2年前にオンラインでJolly Phonicsのレッスンを提供し始め、今も少しでもお役に立てるように頑張っているところです。

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