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2020年12月過去ログ

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おうち英語について17年わが子との体験とオンライン英会話スクール運営の経験から語っています。
翌月末に前月の記事をマガジン化しています。
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記事一覧

【おうち英語】井の中の蛙にならないために

おうち英語はそれぞれの家庭内での取り組みとなりますが、各家庭のペースで毎日コンスタントに英語に触れていくことができる反面、情報に疎くなったり、やり方が我流になってしまったり、わが子の英語の成長具合がわかりずらいという短所もあったりします。英語だけでなく育児も競争ではないので、他人と比べる必要はないのですが、わが子が今どの程度の英語力を身に付けていて、さらなる成長のためには何が必要になってくるのかということは、初めての経験の場合、正直比較対象がないとわからないものです。多少なり

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【おうち英語】英語モードって何だ?!

英語学習者の間で時折耳にする【英語モード】なる言葉。自身のことをポンコツ英語学習者と自認する私は、この英語モードとやらをよく経験します。つまりのところ、「私、英語が喋れる時と喋れない時のムラがあります!」という自慢にも何にもならないことをのたまっているに過ぎないのですが、比較的楽に英語が話せる時は、俗にいう「英語モードON」の時で、言葉に詰まりまくって英語を話すことにストレスを感じてしまう時が「英語モードOFF」、それがよく自分に起こるということです。この【ON⇔OFF】モー

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【おうち英語】フォニックスへの誤解

わが家の子どもは英語の読みに関しては両極端な反応を見せて育ちました。上の娘は読みに関しては日本語も英語も早熟なタイプで、同世代の子と比べてもかなり早くに読めるようになりました。私が何か意図的に早く読めるようにしようと働きかけたのではなく、自然にそう育ちました。上の子を子育ての基準にしてしまうところがあり、今から3年前までの私は「子どもは読み聞かせとかしていれば自然に読めるようになるんだ」と思っているところがありました。そのためフォニックスの学習にも無頓着で、「みんながフォニッ

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【おうち英語】絵に描いた餅は嫌だ

私の日頃の消費に対する価値観は【元を取れるかどうか】、コレに付きます。浪速商人の末裔でもないくせに「転んでもタダでは起きない」精神を継承している私。(どこから?誰から?) そんな私にしては、おうち英語には随分と採算を度外視して投資してきたように思います。購入したのに使われなかった教材、洋書絵本、DVDなど負の遺産が部屋のクローゼットに隠蔽されていますが、たとえそれを不良債権としても、今、子どもたちが身に付けている能力を思えば「元を取ったかな」と思えなくはなく。例えば、おうち英

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【おうち英語】ちょうどよさを伝える難しさ

自分の気持ち・考えを言葉にするということは本当に難しいものです。ブログを書くようになってからそのことを痛感しています。文豪のように言葉が豊かではなく、表現も巧みではなく、自分の筆力のなさに嫌気がさすことも多いものですが、特に「伝えるのが難しいなぁ・・・」と感じているのは、<ちょうどよさ>【程度】を伝える場合です。 noteの方でも、わが家のおうち英語について、「幼児期には英語6:日本語4の割合で実践してきました」と数字、比率などを使い、ぼんやり感を少しでもなくそうと表現してい

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【おうち英語】上手くいかないレッスンから学べること

わが子が英語のアウトプットの場としてオンラインレッスンを利用するようになって早14年弱、ひょんなことからオンライン英会話スクールを運営するようになってもう6年目に突入した私。オンラインレッスンに対する経験値が自ずと高くなっており、これまでの経験からご希望の方にオンラインレッスンをサポートさせていただいたりアドバイスさせていただく役割も担わせていただいております。こんな私にそんな役割が多くの方から求められることからわかることは、特にレッスン開始時は、上手くいくレッスンよりも上手

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【おうち英語】あきらめたらそれで終わり

何の取り柄もない私・・・。頭が良いわけでもない。容姿が良いわけでもないければ気立てが良いわけでもない。すごい才能があるわけでもない。(最悪だ・・・(^^;)でもそんな私にも一つくらい良いところがあるはずだ!と良いところを挙げてみるならば、【あきらめが悪い(執念深い)】ところなのではないかと思います。とにかくあきらめが悪いのです。おうち英語にしても17年間も続けてこれたのも、ひとえに私のあきらめの悪さがプラスに働いたおかげと言えます。どんなに子どものデキがイマイチでも「ここでや

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【おうち英語】カリキュラムのメリット・デメリット

学校教育は学習指導要領を元にカリキュラムが作成されるように、学習というものにはカリキュラムが用意されることが多いものです。学ぶ内容・過程が明示されているカリキュラムがあると、目安や目標などがはっきりしますし、学び漏らすことなどがないように思えて安心できますよね。 そんなわけで、オンライン英会話スクールの中にもカリキュラムが整っていることをウリにしているスクールも数多くあります。そして受講する側もカリキュラムをスクール選択の決め手にされている方も多いと思います。 しかし、私が

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【英語教育】dyslexia:ディスレクシア

noteでの過去記事でも時々お話ししてきましたが、我が家の中2になる息子、読み書きに多少の困難を抱えているように思います。小さいころから日本語でも言い間違い、読み間違い、書き間違いが多い子で、文字の順番が逆になってしまったりというところが見られました。端くれながらも教育関係に携わる私ですが、LD(学習障害)に関する知識はほぼ皆無で、その当時は「そそっかしい注意力が足りない子」と思ってきました。そんなわけで、適切な支援などしてやれるわけなく、ただ「ちゃんと読みなさい!」「ちゃん

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【おうち英語】と【英検】

わが家の娘が初めて英検を受けたのは小学校2年生でした。まずは6月に5級から受検して、10月に4級、そして1月に3級、3年生になった年の6月に準2級、10月に2級を、という感じで連続でドンドンと受検していき、どの級も1度の受検で合格することができました。今では小学生の英検受検者がかなり多く珍しいことではなくなりましたが、今から10年前ぐらいは今ほどは多くはなかったように記憶しています。そのためか当時のネット上では、低学年で英検の上位級を受検することに批判的な意見もあったりしたも

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【おうち英語】日本人と英文法

人生とは不思議なものです。 英語がたいして好きでもないのに、なぜだか英語を生業にしていくことになった私。私は、アメリカ万歳!でもありませんし、英語が好きで好きで堪らない!なんてこともありません。使わないで済むならそれに越したことはない、とすら思ってしまうくらいです。そんなわけで、私は少し斜に構えて英語、英語学習を見てしまうところがあります。そんな私が日本人の英語に感じていることは「日本人って文法好きだな~」ということ。いや、この「好き」はサーカズムですね。語弊がありますね。む

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