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【おうち英語】上手くいかないレッスンから学べること

わが子が英語のアウトプットの場としてオンラインレッスンを利用するようになって早14年弱、ひょんなことからオンライン英会話スクールを運営するようになってもう6年目に突入した私。オンラインレッスンに対する経験値が自ずと高くなっており、これまでの経験からご希望の方にオンラインレッスンをサポートさせていただいたりアドバイスさせていただく役割も担わせていただいております。こんな私にそんな役割が多くの方から求められることからわかることは、特にレッスン開始時は、上手くいくレッスンよりも上手くいかないレッスンの方が多いということ。わが家のオンランレッスン導入期の顛末は【おうち英語】オンライン英会話~講師探しの旅~などでも書いてきていますが、軌道に乗るまでは試行錯誤で苦労の連続でした。「苦労は買ってでもしろ」というものすごく年寄り臭く響く諺がありますが、私はあの時の苦労は買う価値があるものだったなと思っています。(本当にお金を払うのは嫌だけど・・・)
そう思うのは、レッスンやおうち英語全般の改善点が上手くいかなかったレッスンにそのヒントが隠されていたからです。あきらめが悪い私にあきらめるという選択はないため、ひたすらに改善点を模索しました。
「日頃のインプットの内容と子どもが話したいと思っている内容に乖離がないか」、「インプットの量は適切か」、「十分に話させるためにはレッスンの長さはどれくらいが適当か」、など人体実験の如く、色々とわが子で試してきました。

ただのあきらめが悪い庶民の私が、「一見失敗と思われるレッスンから改善するところを見つけ出し、次のステップとすることが大切ですよ」と説いたところで、あまり説得力を持たないかもしれませんので、泣く子も黙る世界のTOYOTAのカイゼンのお話を持ち出してみたいと思います。TOYOTAのカイゼンは、KAIZENとして海外でも知られているくらいで、説明不要かと思いますが、生産効率を上げるために業務内容やプロセスを見直していくことですね。おうち英語のアウトプットとして活用するオンラインレッスンにおいても、アウトプット効率を上げるために、おうち英語の質を高めるために、レッスン内容やプロセスの見直しは欠かせないかと思います。

これまでの自身の経験とサポート・アドバイスさせていただいた経験から、レッスンが上手くいかない原因をそれぞれのケースごとに語らせていただきたいと思います。

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