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スピードラーニング英語版 第7巻 P.30 EATING OUT JAPANESE STYLE(日本食)

日本語書き起こし

ナレーター
ジョンとベスが、食事をする所を探します。

ベス
どこで食べましょうか?

ジョン
ええと…そうだねえ。
あっ、あのレストランはどう?

ベス
そうね。でも、私、メニューが読めないから。

ジョン
大丈夫。ほら、ウィンドウにプラスチックの見本が飾ってあるよ。
どんな食べ物かわかるだろ。

ベス
あれは何?

ジョン
これは「寿司」…あれは「刺身」。

ベス
どこが違うの?

ジョン
あのね、寿司は、小さく握ったご飯の上に生の魚がのったもの。
刺身は生の魚だけ。
でも、「ご飯」を一緒につけることはできるよ。

ベス
「ご飯」って何?

ジョン
日本語で、炊いたお米のこと。

ベス
う~ん、生の魚はそんなに好きじゃないから。
他に何かあるかしら?

ジョン
天麩羅はおいしいよ。
魚や野菜に衣をつけて揚げたものだけど。

ベス
ふ~ん。おいしそうね。

ジョン
それから、すき焼きもあるよ。
牛肉と野菜を特別なタレで料理したもの。

ベス
どんなタレ?

ジョン
砂糖、しょうゆ、お酒で作ったタレさ。
それから、しゃぶしゃぶも、ほんと、おいしいよ。

ベス
何、それ?

ジョン
テーブルの上で料理するんだ。
特別な鍋を持ってきてね。
水を入れて、火にかける。
沸騰したら、肉や野菜を鍋に入れてね。
皆、ビールやお酒を飲みながら食べるよ。
少しずつお湯にくぐらせて、ちょっと食べて、ちょっと飲む。
そして、また少しくぐらせて、少し食べて、少し飲む。

ベス
楽しそう!
それ、食べましょうよ。

ジョン
オーケー。近くに「しゃぶしゃぶ」レストランがあるんだ。

ナレーター
ジョンとベスは、「しゃぶしゃぶ」を食べにレストランに入ります。

ジョン
靴を脱ぐのを忘れないで。
畳の部屋だからね。

ベス
畳って何でできてるの?

ジョン
藁と藺草だよ。
伝統的な日本の部屋は、畳が敷いてある。
畳の上で、食べたり、座ったり、寝たりするのさ。

ベス
私の住んでいる所には、畳がないわよ。

ジョン
君がいるのは洋式の家だろ。
畳はもっと伝統的なものなんだ。
日本の芸術も、畳の部屋で行われるのが多いんだ。
「茶の湯」とか、「生け花」なんか。

ベス
畳はみんなこのサイズなの?

ジョン
うん、だいたい3フィートかける6フィートぐらいだね。
部屋は、畳が何枚入るかで、大きさが判るんだ。
たいていは4畳半、6畳、8畳だよ。

ナレーター
ベスとジョンは、食べ物と飲み物を注文し、食事が来るのを待ちます。

ジョン
お酒、もう一杯、どう?

ベス
もちろん…ありがと。
あっ、「しゃぶしゃぶ」が来たわ。
わあ、あの牛肉、見て。
こんなに薄く切ってある。
それから、豆腐、白菜。
これは何?

ジョン
えのき茸だよ。日本のキノコ。
とってもおいしいんだ。
そして、ここにあるのがタレ。
食べ物に火が通ったら、このタレにつけるんだ。

ベス
すっぱいわ。

ジョン
それはポン酢、
もう一つは胡麻ダレ。
薬味に、青ねぎと大根おろしがついてるよ。

ベス
どうやって食べるの?

ジョン
まず野菜を煮て、それから肉。
でも、肉は煮すぎないように。
2~3秒で火が通るから。

ベス
さあ、始めましょう。

ジョン
オーケー、でも食べる前に「いただきます」って言わなきゃ。

ベス
どういう意味?

ジョン
英語に訳すのは難しいけど、礼儀正しく、
感謝してから食事を始めるやり方なんだ。

ベス
へえ、そうなの、それじゃ…

ベスとジョン
いただきます!

英語書き起こし

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