貧乏学生コスト削減コンセプト04:自炊で食費を幾ら抑えられるのかを知る。
アメリカの外食は高い
(2021年10月当時の執筆です。2022年9月の現在は2倍3倍の感覚でお読みください。)
過去の日本と米国の経済についてお話しします。日本は約30年もの間、経済が成長しませんでした。デフレという言葉も何度も聞かれました。
では世界はどうだったのかというと、日本とは全く別で1桁成長を順調に進めてきました。何度か不況を迎えるアメリカ経済も、結局は常にインフレ状態です。(1994年に1000万円台だった家が、5000万円以上の値段になっています。)
この間日本は外食を見ると、牛丼チェーンの牛丼は200円台になった事もありました。サイゼリヤというコスパ最高のイタリアンチェーンも身近になりました。ラーメンだって駅前に300円で食べれるチェーンもあります。国家全体が安さを競うようなデフレ経済が30年続いているのです。
お金がない学生さんには強い味方なのですが、この感覚のままアメリカでも外食を続けてしまうと、大きく浪費をする事になってしまいます。
日本国内で留学準備をしている時から自炊の練習をする
前章まで学費や生活費を削減した計算をお伝えしましたが、留学中にせっかく自炊で削減した費用を外食でまた元に戻す事は避けて下さい。外食を極力抑え、毎日を自炊で留学生活をしましょう。アメリカに住み始めたら、スーパーで何が売っているのかが分かりませんよね?安心して下さい。ある程度は日本と同じ物をスーパーで買う事が出来ます。
まずは簡単な物から始めましょう。野菜炒めから肉類を炒める料理。チャーシューを使わずにチャーハンをある程度の味で調理。(アメリカは穀物が安いですから、コメは家計を助けます。)
以上は調理ですが、調理を続ける事が難しい場合はとにかく外食を回避する事から始めます。
冷凍食品やインスタント食品を利用します。アメリカのスーパーにもインスタントのパスタなんかもあります。そういう物に切り刻んだキャベツやほうれん草を茹でて最後に混ぜるだけで食事として成立します。
レタスを切ってシーザーサラダのドレッシングとクルトンを混ぜればレストランのサラダに近くなります。また、日本でもおなじみのNissinカップヌードルも、アメリカでは日本の1/2程度の値段で買えます。日本で100円としたら、アメリカでは大体50円前後です。(2022年9月11日にウォルマートの値段を調べたら、70㌣ほどでした。やはり値上がりしています。)
本書には健康を保つための方法もありますので、インスタント食品が健康に悪影響を与える事に関しては、後程記載します。留学中に健康を害しては逆に時間や費用を存する事になりますので、なるべく体に悪い食品は進めたくはないのです。
ですが、まずはコスト削減コンセプトの為に自炊を習慣づけてもらいたいので、体に悪い食品を少しでも体に悪影響が出ないような食べ方を後の章で学んで下さい。
僕も留学初期はカップヌードルに茹でた野菜を入れたりして、ある程度の栄養は摂取していました。後にカップヌードルを食べる事は無くなりました。料理は少しずつ覚えていけばよいのです。
ラーメンとは原価が究極に安い質の悪い食品
まず先にラーメンを否定したり、けなしている訳ではありません。見え辛い部分をお伝えします。
ラーメンって何ですか?しょうゆベースに鳥ガラ。小麦粉の麺を混ぜて食べる料理です。様々なバリエーションがありますが、外食をすると人気店では1000円以上の値段のラーメンも存在します。もちろん味は保証付きで食べる楽しみもあります。
ですが、僕はもう誘われない限りは自発的に外食でラーメンを食べる事は一切ありません。何故かというと、コスト削減コンセプトが身に付いてしまい過ぎて、外食で食べるラーメンにその値段の価値があると思わなくなってしまったからです。外食のラーメンを食べると無駄遣いをしてしまったと非常に気分が悪くなるのです。かといってラーメンを一切食べないのではありません。
今はスーパーに売られている生ラーメンの味が非常に上達しています。麺も細麺から太麺から種類があり、好みの有った面やスープを選べるのです。そして野菜を添えたりチャーシューを自家製で作ります。
そうすると、外で食べるラーメンよりそこまで変わらない味のラーメンを、大雑把ですが1食200円~300円で食べる事が出来るのです。男子学生さんは特に1000円のラーメンでも満足できないので、替え玉やトッピングで具を増やしませんか?
そうなると1000円ではなく更にコストがかかります。自炊ラーメンだと1食かかっても300円程度です。そしていつも別に麺を買うのですが、1袋で4人前入っているのです。これを1/3に分ける事で、自炊でラーメンを食べる時は僕はいつも満腹になります。
他人を利用すると非常にコストが増える
自炊ラーメン1食が300円。外食ラーメンが1000円。この違いは何なのでしょう?
家で自炊すれば、水道代も電気代もガス代も自分で払う事にはなります。しかしラーメンに利用する食器やお箸、調理用の鍋フライパンも家庭が過去に購入をした物です。食事をする時はテーブルと机を使用します。全て自分の物を使い、自分で行うから300円で済むのです。
これがラーメン屋さんで食べると全てのコストをあなたが払わなければならないのです。
水道代電気代ガス代。食器からお箸。さらにテーブルと机。そしてコショウやニンニクなどの調味料。調理機材も全てラーメンの値段に上乗せされます。
そして従業員の給料。そしてオーナーの利益。オーナーの娘がアメリカに留学するとしたら、その留学費用まで男子学生さんがほんの一部をラーメン代を払う事で助けているのです。
この様に、他人の店で他人の物を使って他人が作った料理を食べるので、そのすべてのコストを払わないといけないのです。これは留学を目指す男子学生さんには最悪の浪費です。
お金を節約するには、かならず自分で様々な事を完結させる労力を使いましょう。どうしてもできない時。その時だけ他人に助けを求めるのです。僕に相談をするのは仕方ない場面での切り札として利用してください。
実際に今後質問を続けたい男子学生さん又はご両親さんはメンバーシップ【偏差値49以下のアメリカ大学留学卒業!男子学生さん限定】をお申し込みください。
コスト削減コンセプト:日本国内
大前提:
01留学でいくら必要か全体像を計算する
02毎年・毎月の必要額を計算する予定削減を作る
03大まかなコスト削減予定を知る
金銭感覚を鍛える:
04自炊で食費を幾ら抑えられるのかを知る。
05商品を購入する時は原価を考える
06無料から格安で娯楽を楽しむ
07コンビニは最低最悪の場所
08Financial Literacyを教える著者の本を読む(邱永漢・ロバートキヨサキ・カーネギー)・航空券
09留学学資金は銀行で送金しない。
留学準備:
10自力留学手続き(手数料無料の業者をお勧めしない理由)
11生活費や学費が安く、治安のよい場所を選ぶ
12まずはコミュニティーカレッジを目指す
13情勢にもよるが、1年目2年目をリモートで学び、バイトをしながら本場の英会話を学ぶ事で資金を節約する
14ホームステイを準備する(おすすめ順:学校から近い・白人家族)
15Amazonセラ―セントラル売買の練習・フリマアプリでの売買
16米国内の日本語サイトで情報を入手
17Google Flightで渡航費をとにかく安く
人間関係:
18薄情だが、人間関係をかなり絞る
健康面:
19健康に悪い食品を食べるのを止めると、お金を節約できる⁉
20現代食品・加工品が体に害悪を与えている事を医学博士の書籍から学ぶ
航空券:
21Google Flightで1年前から航空券をリサーチしておく
コスト削減コンセプト:アメリカ留学後
各カテゴリー「Living」「Academy」 「Community」 「Finance」 「Flight」
22円高にならないかな~アメリカの経済情勢2022
アメリカ生活:食事
23自炊で食費を1/3に抑える
24自炊はなるべく地元の品を買う
25余熱調理を学ぶ
26外食の場合は持ち帰りで2回3回に分けて食べる
27Free Foodイベントを活用する
アメリカ生活:金銭感覚
28銀行のチェッキングとセービングアカウントを知る
29銀行のミニマムバランスに注意
30デビットカードは無意識に脳に浪費を強いる
31Venmoをインストールして月$20以下に出費を抑える
32Made in ChinaのゴミSaleに負けない
33安い時に買う
34Thrift Storeは宝物ばかり
実際にお金を稼ぐ:
35Craiglistを利用する
36Facebookマーケットを利用する
37無料や格安で品物を仕入れ、上記チャンネルで販売する。
38大学でアルバイトを始める
39学金を目指す
40中古の教科書を手に入れる
アメリカ生活:食事以外の節約
41大本命:奨学金を目指す
42教科書は返品する
43ゴミ袋を買うのがアメリカ人
44髪の毛は自分出来る
45電話代を安くUS Mobile
46保険を安い物に切り替える
人間関係:
47負債人間とは付き合わない
48信頼できる友人を狭く深く
49親代わりの地元シニア
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