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いまさら英会話を習得する価値ある?

テクノロジーが進歩しているのに英語学習する意味ある?

テクノロジーの進歩がして、昔より簡単に英語の文章を翻訳できたり、音声を日本語に変換できるようになっています。特に翻訳ではかなり精度が高くなっていて、Google翻訳を使えば、外国語の意味をなんとなく理解するのに、不自由しないと思います。まだまだ使い勝手が悪いですが、モバイル型の翻訳機も出てきて、精度は今後向上していくと思います。

テクノロジーの進化が日進月歩、いまさら英語を学ぶ/英会話を特訓する意味はあるのか。私自身は、英語/英会話を習得するメリットはまだまだ大きいと思っています。

「読み・書き」は翻訳ツールがあるから大丈夫

日本の学校教育でメインに学ぶ英語の「読み・書き」については、Google翻訳などのツールがあったとしても、ある程度基礎を理解しておく必要があると思います。なぜなら、どの程度正しく翻訳されているか判断できないから。

でも英語の文章を読み・書きするときって、ほとんどの場合、翻訳ツールやインターネットで検索したりする時間があったりしますよね。すぐに返答する必要がなかったりするので、翻訳の技術がどんどん進歩することで、英語の読み書きのスキルについては、それほど勉強する必要はなくなってくるかなと思います。

英語のスピーキングで差別化しよう

しかし、英語を話す力にはまだまだ価値があります。特に“日本人”が英語のスピーキング力を高めるメリットが多くあります。

ひとつは、キャリア(職業)で自身を差別化できます。日本語の仕組みは、英語のそれと大きく違い、日本人にとって英語の学習はまだまだハードルが高いです。スピーキングとなれば、難易度がさらに上がり、自信をもって英語で会話できる日本人はいまだ少ないのが現状です。

中学高校および大学受験の勉強を通じて、英語の文章は読める、ボキャブラリーも豊富という日本人はいますが、スピーキングとなると途端に出来る人が少なくなります。外資系企業や大手の国内企業でも、職場で英語を自信を持って話せる人はほとんどいないのでは無いでしょうか。(社内公用語が英語と謳っているあの企業も、英語でコミュニケーション出来る人はほとんどいないとか)

英語を話せることは、就職やその後のキャリアアップを考えるうえで大きなアドバンテージになります。日本のビジネスでも世界に遅れながらもグローバル化が進んでいます。外国の企業と取引するのは当たり前ですし、外国人の従業員も増えてきています。社内公用語を英語にして優秀な人材を海外から採用しようとしている企業もあります。

英語が話せるだけで給与が上がる国は、日本だけ。

英語が話せるだけで給与が上がる国は、日本だけです。海外では英語が話せるのは大前提なので。でも日本で働くのであれば、せっかくなら英語を活用してキャリアアップしたり、より良い待遇を得たいところです。

私の印象では、英語のスキルを正しく評価して、給与などの待遇に反映している日系企業はまだまだ少ないです。英語に対してコンプレックスを持っている方が多かったり、英語を使うプロジェクトに年功序列でアサインされたり、TOEICのスコアを使う間違った判断基準が一般化しているのが原因かもしれません。(TOEICのスコアと英会話のスキルは全く関係ありません)

しかし、今後グローバル化が進むことは確実です。英語で会話できる、というのは会計やプログラミングスキルなどと同じようにの専門的な知識と評価されるようになると思われます。

英語を話せると世界が広がる

個人の人生をより豊かにする、それは間違いないと思います。巷ではよく言われていることですが、実感している人は少ないんじゃないかなと。

英語でコミュニケーションができるようになれば、日本以外の国や地域に移り住むことができます。

どの国の人にも当てはまることですが、自身がもともと居た社会やコミュニティから離れることが出来る、というのは人生に多くの選択肢を与えてくれます。その国・地域で生まれ育ったからといって、必ずしもその人がその社会やコミュニティを居心地が良いと思うとは限りません。国や地域には独特の慣習や社会通念があり、どこか「自分には合わないな」と思っていても、既にあるルールを覆すのは不可能でしょう。英語が話せるのであれば、窮屈と感じていた母国を離れて生活することが可能ですよね。

もちろん、英語で会話できることが、現地で就労ビザに値するものを保証したり、現地での就職や海外支社への転勤を約束するわけではありません。しかし、英語で話すことが出来なければ、チャンスは大きく減ります。(よっぽど何かの技術に優れていたり、自己資金で起業したりしない限り)

日本に住んでいる外国人と友達になろう

また日本国内で住んでいたとしても、外国人を友人・恋人・配偶者として人間関係を構築することができます。

海外に移住しなくても、日本に住んでいる外国人と時間を過ごすことが出来れば、全く異なる環境で生活してきた外国人は日本の慣習や独特のコミュニケーションに疎いことが多いので、全く違った日々を経験することができます。

英語はワクワクする世界への一番の近道

英語で会話出来ることによって、人生により多くの選択肢が生まれます。英語以外にこれほど大きなインパクトがあるスキルは無いのではないでしょうか。言い換えれば、英語を話せるだけで、自身を大きく差別化することができ、キャリアの自由度を高くすることができますし、日本以外の国に移住して生活したり、日本人以外のコミュニティで人間関係を作るすることが可能となります。もし、あなたが「もっとワクワクした世界に飛び出したいな」とか「いまの生活がワクワクしないから変えたい」など思っているのであれば、英語/英会話を上達させることが、それを実現させる一番の近道になるかもしれません。

まとめ

・テクノロジーの進化で、英語の「読み・書き」はより簡単になる

・英語を話せることは、就職やキャリアアップで自身を大きく差別化することができる。なぜなら日本人にとって英会話は非常に難易度が高いため

・英語で話せることは、人生に多くの選択肢を与えてくれます。英語を学ぶことで、いまの生活を大きく変えることが出来る


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