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中途半端なインセンティブは逆効果かも

今回は起業や新しくプロジェクトを立ち上げるときの話。新しいプロジェクトを始めるときは、中途半端な額の金銭的なインセンティブを渡すことは避けたほうが良さそう、という話。

中途半端なインセンティブを渡すとどうなるか

個人が始めるプロジェクトの初期は、プロジェクトに参画してくれるメンバーを集めるために十分な報酬が出せないときは往々にしてある。そんなとき、中途半端な報酬を渡してプロジェクトに参加してもらうと、なかなかそれが上手く行かない。

中途半端な報酬とは、例えば完全な成功報酬で作業をお願いしたり、中途半端な額でパートタイムの作業をお願いすること。

中途半端なインセンティブだと、相手は副業的に参加することになるが、金銭的な価値で他の仕事と比較するようになる。「これなら他の仕事をしたほほうが儲かるからそっちに替えよう」みたいに。

また、報酬が十分でないため、相手は他の仕事との兼業になってしまい、実作業をお願いすることが難しくなる。

プロジェクトを純粋に興味を持ってもらえるか

十分な報酬を渡すことがあれば良いが、それが出来ないのであれば、中途半端な報酬を渡すよりも、無償でプロジェクトに参加してもらったほうが良さそう。

無償でプロジェクトに参加してもらう場合、相手が金銭的な報酬以外のところでやりがいやメリットを感じることができれば参加して、十分なコミットメントが期待できるし、プロジェクトに対して本当に興味を持ってくれる人であれば、他の人に紹介してくれたりもする。

金銭的な報酬以外でメリットを提供できるとベスト。相手が学生であれば、本人の就職活動をサポートしたり、社会人であれば、プロジェクトを通じて人脈や同じ興味関心を持っている仲間のネットワークを広げてもらうなど。

Twitterはじめました @shinAviato ( https://twitter.com/shinAviato )







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