《挨拶6》二言メッセージ 挨拶にプラスすれば会話は広がるぜ
おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。
お、珍しいな、なんだ相談か。
なに、会話が続かなくて困ってる?
会話が止まって妙な空気が流れるか、ガハハ!
俺もそれはよく経験するぞ!気まずいよな!
安心しろ、それなら解決方法は簡単だ。
自分から話しかけるにしても、
相手から話をされるにしても、
「二言目」を意識して話してみろ。
こんにちは。だけだったなら、
こんにちは。今日は暑いですね。とかだ。
話しかけられたときも、一言返事して終わりにしないで、
わかった。じゃなく、
わかった、早速試してみるよ。といった具合にだ。
そこから相手に広げてもらうでもいいし、
相手が拾わなければ自分から続けて連想ゲームのように話題を膨らませればいい。
ともかく、今の発言にもう一言加えてみよう。
そうすれば、自然な会話が続いていくはずだ。
話を広げられる人間は、モテるぞ。本当に、モテる。
感想でも連想ゲームでも何でもいい。
とにかく自分で終わりにしないことだ。
自信がなけりゃ、まずは周りの人間の会話を聞いてみるといい。
二言目に何を話しているか、どうやって会話が続いているかを気にしてみる。
そして、自分なら二言目に何を言うか、頭の中で想像するんだ。
それだけでも、いいトレーニングになる。
もし周りに話がうまいやつ、会話が気持ちいいと言われるようなやつがいれば、
その人の二言目の運び方を真似してみるのもいい。
いいものはすぐ真似してみろ、ってやり方だ。
近くにいなければ、テレビでトークがうまい人の話の聞き方を見てみるのもいいな。
上手い司会は、話の聞き方も上手いんだ。
本当に参考になるぜ。
二言目のストックを用意しておくことも重要だ。
いつも天気の話ばかりじゃ、つまらない会話になるだろう?
マンネリ防止のためにも、引き出しはたくさん用意しておくといいぞ。
一般社会的な話はもちろん、相手が身に着けているもの、今いる場所や環境、
最近周りで起こっていること、ヒントになるものはたくさんあるはずだ。
何度か顔を合わせている関係なら、前回話したことやいった場所、前回会ってからの変化や起きた出来事も、話を広げる材料になる。
山間の団子屋で、いつも新鮮なお土産話が絶えない状況。
そんな状態をイメージするんだ。
もちろん、相手が興味がある話題が前提だがな!
一度挨拶したらこっちのもん。
そんな会話マスターになって、ぜひ毎日の会話を楽しんでみてくれ!
《基本スキル 一言添えて会話を広げる》
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