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《挨拶3》笑顔の魔法

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

おお、何かいいことがあったか?
笑顔というよりは、ニヤついている感じがしたんでな。
特にないか、すまない!

せっかくだから、表情についてひとつ話そうか。

笑顔は人を幸せにする!
・・・なんてのは、ありきたりな話だな。
だが、それだけじゃない。場の空気も良くなるんだ。
太陽みたいなやつがいるだろう?あれだ。

同じになれとは言わないが、
自分のできる限りの笑顔は見せたほうがいい。
できれば、作り笑いじゃなく自然な笑顔がいいな。

しかめっつらじゃあ、周りはお前さんに気を使うだろうよ。
そうなっちゃあ、お前さんも周りの人も、本来のパフォーマンスは出ない。
開けた空気っていうのか、風通しが良いというのか、とにかく明るい雰囲気のある場は画期的な意見やパフォーマンスが出やすいんだ。

東洋の考えでは、氣というものがあるだろう?あれに近いものだ。
人も植物も、生きているものはみな有機物だ。
電子や分子レベルでみりゃあ、波長や運動エネルギーがあるんだから、氣という考え方はあながち間違っちゃいないんだろう。

特によい流れを生みやすいのが、笑顔だ。
表情や自分の発する空気感をコントロールできれば、場の空気も少しづつ扱えるようになってくる。
空間魔法や、ゲンゴの宣言やおまじないもその延長線みたいなもんだ。

おすすめは、鏡の前で笑顔のトレーニングだ。
作り笑い、写真映りのいい笑顔、したり顔、おちゃらけた笑顔、自然な笑顔、色々とやってみるといい。
練習するうちに表情筋が柔らかくなる。
すると、普段の自然な笑顔もスッと出てくるはずだ。

たまに勘違いしてる人もいるが、
笑顔すべき場面じゃないときや、声を出して笑ったら失礼になる場面はある。
真剣な話をしている最中にヘラヘラ笑っていたら、腹が立つだろう?
ネガティブな表現で笑いながら話されたら、嘲笑や煽りにも聞こえる。これだけは気をつけろよ。

笑顔の練習は、状況を読む力をつけることもできる。
ぜひ今日帰ったら、風呂から出た後にでもやってみてくれ。

キャラじゃない、恥ずかしいからと、出し惜しみしていてはもったいない。
お前さんの太陽のような笑顔、楽しみにしてるぜ!(ニカッ!)

《基本スキル 人には太陽のような笑顔を》


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