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《清掃2》小さな習慣力 掃除は手始めにうってつけだ

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

お前さん、何か刺激が欲しそうな顔をしているな。
現状に不満はないが、満足もしていない、という感じだな。

もっと力をつけたい、できることを増やししたい、新しいことにチャレンジしたい、
とちょっぴりでも思っていないか?
それなら、「習慣力」をつけることをお勧めする。
気遣いができる人になりたい、収入を上げたい、なんて場合にも役に立つぞ。

「習慣力」は、やりきる、続けることが大切だ。
その点、掃除は手始めにうってつけだ。
掃除といっても、さっとデスクをきれいにしたり、持ち物を整理したり、
靴を磨いたり、使ったトイレをきれいにする、そんなもんで十分だ。

人を強くするのに最も効率的で確実なのは、「習慣」をつくることだ。
習慣化してしまえば、そのことに考えるリソースを割いたり、エネルギーを使わなくて済む。
自転車のようにハンドルやペダルを毎回動作確認して考えながら使わなくても、自然に体が動く、というようにな。

習慣化のメリットはほかにもたくさんある。
普段から同じルーティンをするからこそ、ちょっとの違いや違和感にも気付ける。
自分の体調やメンタルの調子だったり、相手の様子、周りの環境の変化などに、アンテナが立つというわけだ。
違いの分かる人、になれるチャンスだな。

練度が上がることで効率的に作業できるようにもなるし、安定感も増す。
確実性が高ければそれは信頼になるし、習慣化した実績が多く長くなるほど信用される。
瞬時に、短時間で、効率よく、同じ結果を出せるからだ。

習慣化したことについて、明日もできるかな?うまくいくかな?と悩むことはそうないだろう?
副次的なものだが、これが、やがて自信に繋がってくる。
自分を信じると書いて自信と呼ぶ、なんて言ったりもするが、繰り返し上手くいっている自分なら次もうまくいくはず、と潜在的に思い込むわけだ。
実は結果よりも、こっちのほうが大事だったりする。

ただし、慢心はするなよ。
習慣は強いが、慣れを生む。慣れは油断を誘う。
慣れてきた頃につまらないミスをしたり、少しくらいいいだろうと手を抜いたり不正を働くようじゃ、一流とは言えんな。

誰も見てなくても素振りを続けるように、
ぜひ簡単なことから習慣を身につけてみてくれ。
何年、何十年も続けていれば、人には真似できない境地になるだろう。

最初にも言ったが、一番簡単なのが、自分の身の回りの清掃ってことだ。
ほら、ここのカウンターも裏のストックも綺麗だろう?
もはや俺の趣味の領域だが、いつでも抜かりはないぜ。

ほら、ピカピカに磨いたグラスに注いだドリンクだ。
ゆっくり味わっていってくれ!

《基本スキル 小さな習慣をつくる》


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