見出し画像

子どもの登校に付き添う、ついでにPTAの防犯パトロール

今日、木曜日、平日。
今朝も子どもの登校に付き添って、通学路の途中まで一緒に歩いていきました。
私は子どもの小学校1年生の入学当時から今まで、学校がある日のおよそ7~8割くらいは朝、通学路を付き添いで歩いて行っています。
通学路の2/3くらいまで一緒
です。
残りの2~3割は雨風が強いかタブレット(重い、他の物入れると5kg越え荷物になってしまう)を持っていく日で学校まで車で送っているか、私の体調不良で外に出られないとき。
さらにそのうちの0.5割は子どもの朝の支度が遅すぎて、生意気言って私が怒ってついていかないパターンです。笑

私が登校で一緒についていくのは、子どもが行きたがらない、学校が嫌い、などといったネガティブな理由からではありません。
ただ、子どもが一緒に来てほしいと願うから。それに応じているだけです。
主な通学路に出れば学校の顔見知りの子もクラスの子もたくさんいるのですが、それでも母と一緒に話をして歩いて行くのが楽しいようです。
小学校1年生の入学当初よりも随分付き添い距離が延びました。一般的には短くなるところでしょうに…笑

さて、先日に私はこんな記事を書きました。

こちらは私の運営するサイト、婦人ノートに掲載している記事です。

朝の通学路を1年以上歩いた道中の話-2023年度はPTAの防犯パトロールもついでに

そうなんです。
子どもについて歩く「ついでに」、防犯パトロールの証、黄色いベストを着て歩いています。

noteではこの活動の、実際にやっている私のもっと感情的なところを書いていきます。


黄色いベストを着て歩くのちょっと恥ずかしい

当初は本当に恥ずかしかったです。黄色、と書きますが、実際は蛍光イエローです。ぴっかぴかです。
それもそうです、交通安全や防犯パトロールは目立ってなんぼ。そこでやっていると周囲に無言のアピールするのも活動のひとつですから。

初めは本当に恥ずかしかったです。
私の普段着で蛍光イエローなんてありません。今後もあったとしても選びません。…黄色のニットは持っているかな。

「おはようございます」あいさつもけっこう恥ずかしい

黄色いベストを着てると、歩いている小学生も「あ、交通安全の活動か何かかな」などと気づくわけです。
高学年にもなってくると「子どもと一緒に歩いているからおかあさんかな、ということはPTAの活動とか?」などと察しも効きます。そうです、PTAの活動です。正解。
鍛え抜かれた小学生は「地域ボランティアで来てくれてる人」とわかる見た目をしている人には自分からあいさつしてきます。

そうなると、「無言で歩いているのはどうなの?」という疑問。

PTAの防犯パトロールの募集段階で「子どもたちにあいさつしながら歩いてください」なんてお願いはありませんでしたが、無言で黄色いベストを着て歩いている人ってどうなんだ。
自分の子どもと一緒に歩いている、しかも明らかに地域ボランティアの見た目なのに何も言ってこないおばさんって逆に異様じゃないですか?

そう思って、私からすれちがう小学生にあいさつするようにしました。

自分からあいさつ活動をするなんて何十年ぶりでしょう。高校生以来でしょうか。
はじめのうちはけっこう恥ずかしかったです。いやかなり、かも。

今はもう慣れました。黄色いベストを着ているうちは言わないといけないくらいの自分からの脅迫を感じることさえあります。極端です。
ただ、着ていくのを忘れて、黄色いベストを装着していないときは誰彼構わず言わないようにしています。
認識していない子が不審者と思って怖い思いをしてもいけないですからね。

ただこれ、すれ違う小学生の人数が多いときは「おはようございます」連続になるのでちょっと発声がしんどいです。
Micro:Bitでそれっぽい音にしてボタン押したら流してもらうようにしようかと思うくらいでした。逆に目立ちそうなのでやめました。

Micro:Bit

小学生からの質問攻め

ただ、これまでもこんなに高頻度(週換算で3~4回は朝歩いてる)で黄色いベストを着て歩いている保護者はあまりいなかったのか、子どもたちからすると私は物珍しい存在のようでした。
以前は時間を決めて一斉にやっていたのかもしれません。その方が昔からよくある活動かも?
そのため、知っている子や人懐こい子から

「なんでこれ(黄色ベスト)着てるの?」
「なんでやってるの?」
「なにするの?」

など、始めてから夏休みくらいまでは質問攻めに遭うことも多くありました。

「PTAの防犯パトロールだよ」
「みんなの登下校を見守ってるんだよ」
「何かあったらできる範囲で対処するよ(連絡や通報など)」

実際にあったことについては婦人ノートの記事より「歩いて遭遇した事案2023年ver」をご参考ください。

ちなみに本日(2024/2/15)は何もありませんでした。朝はちょっと暖かな、寒いけれど歩きやすい、でも2月の冬らしさを感じられない平和な通学路でした。
…そんな頻繁に色々あってたまるかっていう。

交通安全と防犯はやっぱり人の目が強い

交通安全と防犯の両方を兼ねた活動ですが、両方とも、やっぱり人の目は強いんです。
ただ黄色いベストを着ているだけの私に誰かを罰する権限はありませんが、抑止にはなっていると思います。

あ、何かしてるの見られてる。あの人に見られているかも。

実際に見ていなくても、相手にそう思われるだけでいい
この状況で積極的に何か悪いことをしようとする人はそういません。その状況では見つかる可能性が高くて分が悪いですものね。そもそも悪いことをしないでほしいですけれど。

車を運転していて、うっかり交通違反しちゃうときあるじゃないですか。横断歩道に人がいたのに気付かなくて停止するのを忘れたときとか、いるのを知ってたけど急いでいたから見ないふりをして行っちゃう、なんてこと。
自転車ならちょっと荒い運転して通行人と接触しそうになって危なかったとき。
そういうときに黄色いベストを着た人、私と目が合うと、「あ、やば…」って表情する方が多いんですよね。本当に。
だから、黄色いベストを着た人が毎日でなくてもそれなりに高頻度で、ランダムな時間帯でいる事実があるだけで「あ、この辺り係の人がいるよ、見られてるよ、やば、気をつけよ」ってなっていると思うんです。

特に車を運転しているとき、警察官が交差点に出て交通整理やなんかをやってるとそれだけで「気をつけて運転しよう…」と思って行動しませんか?私だけ?笑

でも朝って超忙しいよね~

そんな活動をしている私、朝の時間帯で他に黄色いベストを着て歩いている保護者は誰もいないことにもう気付いています。
それなりの規模の学校なので世帯数もそれなりにあるはずなのですが、いません(旗振りは全家庭対象なので別です)。
他にも黄色いベスト所持者はいるはずです。同じ通学路にいないだけかもしれません。朝ではなく帰りの午後にいるのかもしれません。

まあ、朝って誰でも超忙しいんです。忙しいですよ。働く人だろうが主婦だろうが。

働く人は出社時刻や勤務開始時刻が決まっているからそれに間に合うように動かないとなりませんし、主婦・主夫は朝と夕方が物凄く忙しいですよね。

子どもを送りだすためにそれなりに朝早く起きてきて、身支度をして、朝ごはんの準備をして食べさせて、自分も食べて、小学生の身支度を確認しながら送り出す。
その合間に朝ごはんの片づけをして、(外干しするなら&主婦・主夫なら)洗濯機を回して、なんとなく散らかった部屋の片づけやできる家事を少しでも進めて。
幼稚園児や保育園児がいるなら、その後バス停や園までの送迎が待っている。
主婦・主夫の場合は帰ってきたら洗い終わった洗濯機から洗濯物を出して干して、シーツなどの大物があればそれも外して洗って、新しいシーツをつけて、誰もいないうちに掃除をして、夕飯の準備をして、場合によってはスーパーへ買い物にも出て…そんなことをしていたらあっという間にお昼で…

とまあ、大体こんな感じになると思います。朝、午前中、みんな何かと忙しいです。
私も例外ではありません。主婦であり働く人です。今のところ通勤はありませんし勤務開始時間もかなり自由ですが、それでも朝にタスクが集中しがちです。

まあ、朝って超忙しいよね~!他にやってる人もいたらちょっと嬉しかったけど、まあしょうがないね!通学路歩くのもだるいときあるしね!

この活動を外注するっていうのはお金があれば簡単ですので、それ以外でもうちょっと保護者が通学路を歩いて「防犯の人の目」になれるようないい方法はないかな~なんて思いました。
旗振り活動のように順番が決められて半強制されると反発したくもなりますので、そういうのはダメですね。半強制になったら私も嫌です。
ついでにやっていい、いつやるかも自由な方式だったから活動できているので。
なので、今のところいい方法は思いついていませんね。完全任意ボランティア制で応募がもっとあれば良いのでしょうけれど…

私は来年度も歩いていると思うよ

さて、今年度ももう少しで終わりです。

来年度の4月からは下の子が小学校入学です。また一緒に歩いて行く予定です。
上の子は小学校3年生になりますが、まだまだ私と一緒に行く気満々です。
来年はPTAのやり方が変わるらしいので(今年度は完全任意ボランティア、来年度は各委員に所属するチーム制。防犯パトロールは交通安全委員会に所属するらしい)黄色いベストは着ていないと思いますが、相変わらず朝、子どもたちと一緒に歩いて行くでしょう。

きっとこの朝の登校付き添い、パトロールの活動も、後で良い思い出になります。

閲覧ありがとうございました。よかったら「スタディチャレンジ」で検索!してみてください。