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サラリーマンしながら劇団の制作始めてみた

はじめまして。

とある劇団で制作をやりつつ、普段はサラリーマンをしているコウといいます。早速ですがちょこっと経歴をば。

大学で演劇にドはまりし、そのあと悩みつつも就活。しかしながら、
「やっぱ演劇を全身全霊でやってみたい!」
と思って入社した会社を2年で退職(多分辞めなければいまごろタイ赴任とかになってた)。そして某老舗劇団の研究所に役者として入所。なけなしの貯金を崩しながら、演劇三昧。

睡眠・食事以外は、全て演劇。
そして消えていく金、貯金、財産。

住民税との戦いをなんとか制したものの、肝心の劇団の選考には落ちてしまった。くそう。でも人生で一番演劇漬けの毎日だった。財産である。また方向転換し、会社勤めに。
なんやかんやあって、劇団の研究所の同期に「社会人経験あるし、制作やってくれない?」と誘われ、快諾。去年劇団をともに発足し、現在に至る。

という感じです。

なんで役者じゃなくて制作なの?とたまに聞かれます。役者は今でもやりたいと思いますし、実際大学の同期とたまにやりますが、私達が立ち上げた劇団で、自分以外の劇団員は全員プロです。まだ有名ではないけれど、いろんな舞台やCM、テレビに出ています。サラリーマンの私が彼らと時間を合わせられる唯一の方法、それは「制作になる」ことでした。しかしやればやるほど、制作とはなにか勉強すればするほど、

・あれ、自分って制作の業務本当にやれてる?
・ぐわー!みんなと時間合わねえ!
・マジもう無理。。めっちゃ疲れたのにこの後ウェブ会議。。。
・いやーやっぱ劇場入りのこの空気感、たまんねえ~!

みたいな考えや葛藤、そして少しでも休みたいという利己心が頭をもたげはじめます。制作をやったことがなくても、仕事以外になにか活動をされたことがある方はこういった経験があると思います。

ということで、新米演劇制作者として、はたまた日々の仕事に追われるサラリーマンとして二足のわらじをはきながら、思ったこと、感じたことをここに書いていきたいと思います。

よろしくおねがいします。



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