【保育士・学童保育指導員】1年目だけど辞めたいときの対処法
こんにちは。kanaです。
「1年目だけど、もう辞めたい」
「先輩が怖い、人間関係最悪」
「残業ないって言ってたのに…」
「ひどいところに入ってしまった」
ありますよね。
求人や園見学、面接の時点では良いことしか言われませんし、見学が来るときは気をつけていますから、実態は入職してからでないと分からない場合が多いです。
本日は、入ってしまった後にブラックだったと気づいたときの対処法についてお話します。
1年目でも辞めたくなる理由
1年目でも辞めたくなる理由として、以下のようなものが挙げられます。
労働時間が長い、業務負担が大きすぎる
書類などを書く時間や制作物を作る時間がなく、作業量も多いので、残業や持ち帰り仕事が増えてしまいます。また、日中も職員が足りない為に、子どもの安全を守るのに必死だったり、1日のスケジュールを回していくのが精一杯であったりします。
労働時間、業務負担と給料が見合わない
上記のような過酷な状況であるにも関わらず給与が低く、暮らしていけないぐらいの金額の場合もあります。
人間関係が合わない、見下されている
いじめやパワハラも日常茶飯事で、業界では、「保育園はパワハラがあって当たり前」といったような認識になってしまっています。
精神状態、健康状態の悪化
仕事が終わらないことによる睡眠不足や、仕事の心配から眠れなくなったり、体調を崩してしまうこともあります。
「続ける」or「辞める」メリットとデメリット
①続ける
収入が安定し、仕事も身につきます。デメリットは心身の負担が大きいこと、職場によってはミスをすると大事になってしまう可能性があります。
②続けながら転職活動をする
収入を確保することはできます。しかし、業務負担の大きい園では両立が大変です。早めに転職活動を始め、履歴書などの書類などを作っておくと良いでしょう。
③辞めてから転職活動をする
ストレスから開放され、余裕を持って転職活動ができます。デメリットはいつ就職が決まるか分からない状況で、無収入になることです。(以前雇用保険に入っていたことがある方は失業保険がもらえるかもしれません)
本当に辞めたほうがいい場合
心身の不調が続く場合
・なにもしていないのに涙が出る
・仕事に行こうとすると体調が悪くなる
・夜、よく眠れない
・いじめやパワハラがひどい、人権侵害される
このような場合は、我慢するとうつ病などの病気になってしまうこともあります。
このような場合に辞めることは、甘えなどではありません。
すぐに辞めないほうがいい場合
まだ仕事に慣れていない
誰もがはじめのうちは慣れていないので大変です。また、先輩職員が仕事をきちんと教えてくれない場合もあるので、知らなかっただけなのに怒られるということも頻繁にあります。
そのようなことではじめは辛いですが、徐々に仕事を覚えてきたり、先輩職員の意味のない叱責も聞き流せるようになってきたりなど、適応できる可能性もあります。
辞めた後に生活していける貯金がない
辞めたあとの生活資金がない場合は、すぐに辞めると十分に時間をかけて求人を吟味することができず、転職活動で焦ってしまう可能性があります。
いずれにせよ、職場で起こっている問題にどのように対処していくか、紙に書き出すなどして冷静に考えてみる良いでしょう。
他人の助けを借りられないか考えてみるなど、自分だけで問題を抱えないようにしていきましょう。
1年間続けると基礎ができます
保育の仕事のサイクルは年度です。
1年間の流れが分かれば、大体どの現場でもできる自信がつきますし、仕事にも慣れます。
また、「年度末に辞める」と決めてしまえば、心がラクになるかもしれません。
とはいえ、その経験を積む職場がとても1年間勤続できるような職場ではない場合は、辞めることも視野に入れた方が良いでしょう。
1年目の退職は冷静に考えてから決断しましょう!
今の状況や、転職する目的、辞めた場合、続けた場合、いつまで続けるかなど、冷静に考えてから退職するかしないかを決めましょう。
転職活動をするにしても、転職先を焦って決めるとよい結果にならない可能性もあります。
どのような選択肢を取るのが良いか、冷静に判断してみてくださいね。
この記事が、あなたの人生に少しでも役に立つことをお祈りしています。
ーおわりー
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