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勉強会での質問の話

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、色々な勉強会やセミナーに参加して自己研鑽や情報収集をしている皆さんに、エールを送ります。

質問タイムの静寂

研修や勉強会でありがちな、「質問ある方はいますか?」からの「シーン・・・」ですが、「気の利いた質問をしなくては!」とか「この場で聞くようなことではないな・・」など思案をしていると、静寂が長くなり、質問することへのハードルはあっという間に高くなります。

翻って、あなたが自組織で勉強会などを開催して、参加者に質問を募るとき、何もレスポンスがないと少し寂しさを感じるのではないでしょうか。
(ちなみに、ここでは10名~30人程度の社内で行う勉強会やセミナーをイメージしています。大人数の場では、開催者側の質問の投げかけ方にも工夫が必要ですが、それはまた別の機会に・・)

勉強会やセミナーの開催者は、参加者に少しでも多くの学びを持ち帰ってほしいと思っています。だから、スマートで鋭い質問もいいですが、聞き手の立場からの素朴な疑問も求めています。
だからと言って、開催者に気を使ってなるべく質問をしよう。ということを伝えたいのではありません。

あなたは貴重な時間を割いて、その勉強会に参加しているのだから、その時間を最大限活用するために、自分の疑問を解消しつつ、場をより活発なものにして、他の参加者の発言などから、より多くの学びを得てほしい。ということです。
(勉強会の残り時間が不足する場合は、開催者側が上手くコントロールしてくれる・・はずです。)

質問する人は、偉い

これは、社内で勉強会を企画してくれた若手メンバーが、グランドルールとして紹介してくれたものです。(元ネタは社外のまったく別の方です。)

  1. 初めに質問する奴は偉い

    • 次の人が続きやすくなる

  2. 馬鹿な質問をする奴は偉い

    • 質問の内容のハードルを下げる

  3. 関係ない質問をする奴は偉い

    • 話が広がる

職場では、上司とのコミュニケーションを想定した「効率的・効果的な質問のしかた」を実践しているので、色々考えてしまいがちですが、勉強会の場では、モードを切り替えてガンガン質問をすることが大切です。
(質問者が暴走気味なときは、開催者側が上手くコントロールしてくれる・・はずです。)

捻り出すから絞り込むに

私も、(静寂が訪れる前に)初めに質問をすることを心がけています。
大した質問ではないのですが、その後に質問が続いて、結果的に自分の学びになることが多いです。
勉強会への集中力と、自分の疑問に気付く力、瞬発力が求められますので、慣れないうちは、質問を捻り出す感覚が近いかもしれません。
機会を重ねるうちに、たくさん質問が思い浮かぶようになり、実際に尋ねる質問を絞り込むようになるといいですね。

質問をする人は超偉いので、臆せず質問をして、あなたの勉強会を実りある時間にしてください。


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