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新しい施策を始める前に

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、エンゲージメント活動でやってみたい施策が見つかったとき、自分のチームで始める前に確認しておくと良いことを共有します。

やってみたい施策を見つけた!

Engagement Run! やエンゲージメント関連の記事などから、はたまた自身の閃きから、「この施策は自分の組織に合っているかも?やってみたい!」と思う施策が見つかったとき、導入の準備を始める前にしておくと良いのが、他チームや他部署で同様の施策に取り組んでいないかの確認です。

「これは最先端だ!」「これは斬新で独創的だ!」と思っているものでも、大抵のものは、二番煎じだったりします。
自分の感情が高ぶっているときこそ、冷静になって調査をしてみましょう。

実は、隣のチームでやっていた

全く同じではなくても、似たような施策は意外と自分の近くで取り組まれたりしているものです。自分のアイディアが二番煎じだったことを知って少し落ち込む気持ちも分かりますが、むしろラッキーと捉えましょう。

先駆者がいることで、導入の際の苦労や、施策を導入した後の組織の反応、継続する上での課題などの情報が手に入るからです。
当然、イチから導入を検討するよりも工数がかからず、関係者への説明も、より説得力が増します。

一方で、よく調査せず、現場レベルで似たような施策があちこちで導入されると、将来的に大きな単位の組織で取り組む際に、足並みを揃えるのに苦労することがあります。
また、複数の枠組みで同じようなアンケートが何度も送られてきたり、特定の人の予定表が1on1で埋め尽くされたりと、施策の対象となる現場メンバーに混乱を与える可能性もあります。

一緒に取り組もう

ここまでの内容は、ある程度規模が大きかったり、時間やお金がかかる施策をイメージしています。
各チーム単位で取り組むような、小さな活動はどんどん進めてよいかと思います(Wevoxのスコア推移をチーム内で分析する、自己認知のミニワークをする、チームのミッションやありたい姿を考える、など)。もちろん、小さな活動も先駆者を参考にするとクオリティの向上が見込めますので、事前の調査はオススメします。

そして、可能であれば、同様の取り組みをしているチームや部署と一緒に施策に取り組むと良いでしょう。一緒に取り組むのが運営上難しい場合でも、情報連携は継続したいですね。

組織内で新しい価値観を理解してもらおうとするのは、時間がかかる難しい取り組みです。他社の事例を参考にするだけではなく、身の回りのチームでのノウハウを共有できれば、より課題に対応しやすくなったり、お互いのチームで学び合う関係を作ることができます。

私は、割とすぐに動き始めてしまいがちなのですが、他部署での実績や、同様の取り組みに挑戦中のチームとの連携を心がけていきたいと思います。


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