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第九回 エンゲージメント コミュニティ ラボ レポート

こんにちは、エンゲージメントコミュニティラボ事務局です。
7月19日(水)に、リクルート 九段坂上KSビルで第九回エンゲージメントコミュニティラボを開催しました。

今回は、「Null Café」、「e市民制度」、「全体広報」の3つのグループごとに、エンゲージメント未来都市の実現に向けた検討を深めました。

それでは、第九回ラボの様子をお届けします。


Null Caféグループ

第1回目のNull Caféを、8月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、壱岐市で行うことが決まりました。テーマは、西南学院大学生による各自の卒論テーマをもとにした西南学院大学カフェを8テーマと、松永記念館とテレプレゼンスロボットtemiを活用した未来創造カフェ、コワーキングスペースや海の家を運営している島内事業者によるデザインカフェの合計10テーマです。

今回は、島内外にNull Caféというものの存在を広く知ってもらうことを目的として実施します。

次回、9月16日(土)、17日(日)の開催時には、企業が主体となって様々なカフェを開催できるように支援していきます。

西南学院大学カフェ
未来創造カフェ


e市民制度グループ

e市民制度グループでは、前回まで検討してきた「エントリー」「訪問」「活動」のプロセスの中で、特に「訪問」を促す仕掛けについて、「地域に来たくなる仕掛け」と「地域に来続けたくなる仕掛け」の2つに分けて、ラボメンバーの経験も踏まえながら検討を深めました。

まず、「地域に来たくなる仕掛け」として、ふるさと納税をした方へのe市民証の発行や、東京での地域交流会の開催、テーマ別の体験コンテンツの提案、オンラインでの交流会など、地域との接点を増やし、一度、地域に来てもらうために必要なアイデアが多く挙げられました。

また、「地域に来続けたくなる仕掛け」としては、地域の人との繋がりづくりや、Null Caféへの参加、市の職員によるツアーの実施、地域での活動の参加など、実際に地域の人とつながることで、継続して地域と関わるためのきっかけづくりが求められました。

様々なアイデアをもとに、e市民制度が具体的な形となってきました。
「e市民の定義とは?」や「市民にとってのメリットは何か?」など、根本的な視点も踏まえつつ、外から人が関わり続けるための制度として、引き続きe市民制度について議論を深めていきます。


全体広報グループ

全体広報グループでは、改めてエンゲージメント未来都市の実現に向けた道筋について考えました。その中で、外から来た人が地域で様々な活動をするための環境づくりが重要であり、そのためのNullCaféとして機能するように、広報の役割を「事前」・「中」・「事後」の3つに分けて議論を深めました。

「事前」:地域での仲間づくりにつながるように、Null Caféオーナーの熱い想いや実施に至る背景を事前にSNSやWebサイトで発信する。

「中」:新しいことをやろうとしている人や学校の先生などに、Null Caféサポーターとして協力してもらい、テーマに関心のありそうな人へ直接声掛けを行うことで、主体的な参加者を増やす。

「事後」:Null Caféで実施した内容や実際の地域での仲間づくりのプロセスについて取材した記事をWebサイトに掲載し、蓄積することで、地域内外でのNull Caféへの関心を高める。

このような広報の仕組みを通して、地域内外で様々な人がつながり、共創が起き続ける環境づくりについて、引き続き検討を深めていきます。


次回のラボ予定

以上、第九回エンゲージメントコミュニティラボのレポートでした。
第1回目のNull Caféの内容も決まり、e市民制度や全体広報についても具体的な形に近づいてきました!

今後も引き続き、エンゲージメント未来都市の実現に向けて議論を深めていきます。

では、次回のレポートもお楽しみに!

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