知っていると便利。検索コマンドを使ってTwitterをより活用しよう

こんにちはトライバルメディアハウス（以下トライバル）Engage Mangerチームです。

皆さんはTwitterで提供されている高度な検索をご利用になったことはありますか？
高度な検索を活用することで特定のアカウントの発言や、どんなツイートがRTされているのか、いいねがたくさんついているのかを調査することができます。

とても便利な機能である一方、利用できる環境はTwitterの公式webのみで、
Twitterのappや運用管理ツールでは直接的な利用ができないケースもあります。

ですが各アプリや運用管理ツールによっては、検索スペースなどに指定された文字列（以下検索コマンド）を入力すると高度な検索と同様の結果を確認することができます。

そこで今回は知っていると意外と役立つ検索コマンドについてまとめていきます。
この機能はTwitter公式の検索画面で活用することができるのはもちろん、運用管理ツール（例：複数のタイムラインで運用できるTweetdeckやHooutsuite）や、弊社が提供しているEngageMangerでも活用いただくことが可能です。

ここで取り上げるのはアカウント運用の視点でみたときに役立ちそうなものをピックアップしています。今回ご紹介するものはキーワード検索のようにポピュラーなものではなく、意外と知られていないけど知っていると便利なものに絞っています。
今回ご紹介するもの以外にも多数あるので、ご興味あるの方はぜひ調べてみてください。

また以下で紹介する検索コマンドは単体でも効果的なものですが、様々なコマンドを組み合わせることでより詳細に情報を絞り込むことができます。

今回紹介するコマンド一覧

特定のアカウントの発言内容を知る

from:アカウント名

入力したアカウント名の過去の発言内容を検索することができます。気になるアカウントがいつどのような発言をしているのかを知りたいときに活用できます。
※鍵付きアカウントは検索結果に表示されません。

設定した要素によってフィルタリング

filter:●●

●●の箇所に指定した文字を設定して検索すると、その要素でツイートを絞りこむことができます。

filter:hashtags→ハッシュタグのついたツイートを表示する。

filter:images→画像のついたツイートを表示する

filter:links→リンクのついたツイートを表示する

filter:images→画像のついたツイートを表示する

filter:videos→動画のついたツイートを表示する

filter:media →画像または動画いずれかのついたツイートを表示する

いずれも非常に便利なフィルタリングですが、単体で利用するのではなく、キーワードやアカウント名と一緒に検索すると特に効果的です。

エンゲージメント数でフィルタリング

・min_retweets:n→n回以上RTされたツイートを表示する

・min_faves:n→n回以上Likeされたツイートを表示する

・min_replies:n→n回以上リプライされたツイートを表示する
※nは任意の数値（自然数）を入力してください。

こちらもキーワードやアカウント名と一緒に検索することで効果を発揮します。
※単体で検索するとデータが多すぎてうまく表示されないことがあります。

言語指定

lang:●●→指定言語でフィルタ
例：日本語：ja
英語：en

●活用方法
以下で実際に利用例紹介していきます。

・特定のキーワード＋RT回数＋ハッシュタグ
ソメイヨシノ min_retweets:500　filter:hashtags
⇒検索結果

・特定のアカウント名＋いいね数
from:Tribal_News min_faves:10
⇒検索結果

運用にあたっての活用方法としては、自社の商品名や関連するキーワードを含むツイートで、どのようなものが多数RTされるのか、いいねされているのか、またはどのようなハッシュタグとともに語られているのかをチェックしておくと、自社の投稿を考える際の参考になります。

例えば弊社で提供しているEngage MangerであればTwitter検索ストリーム追加画面にて設定したコマンドを入力し保存していただくと、常時タイムラインとして確認いただくことが可能です。こちらはTweetdeckやHooutsuiteなどでも同様です。
※検索コマンドを””（ダブルクオーテーションで囲んでください）

ストリームはリアルタイムに確認することができ、流れの把握には非常に有効ですので、是非ともご活用いただきたいです。ただし当然ですがストリームに表示されるツイートは時間とともに流れてしまい、参考にしたいものなどを手元にとどめておくことは難しいです。
発言内容や実際のツイートされている件数などをデータとして保存しておきたいのであれば、ソーシャルリスニング機能のあるツールを利用することをおすすめします。

ソーシャルメディアアカウント統合管理ツール「Engage Manager」のご紹介

Engage Managerは、企業のTwitterやInstagramなどのアカウントを一元的に管理・投稿・レポーティングするサービスです。

■代表的な機能

①投稿管理機能
・予約投稿機能
・承認ワークフロー
・投稿プレビュー
・コメント監視機能
・投稿履歴やユーザーごとの会話履歴表示
※他にも、主要ソーシャルメディアの投稿・管理機能、キャンペーンや
ユーザーからの問い合わせ対応をサポートする機能などがあります。

②効果測定機能
・フォロワー / ファン数の推移
・投稿コンテンツ分析
・投稿カテゴリ / 曜日 / 時間帯別投稿分析
・フォロワー一覧
・フォロワーアクティブ時間分析
・競合比較 / 競合分析
・データ一括ダウンロード（CSV / Excel / PowerPoint）

また弊社で提供しているBoomResearchでもツイートの件数などを取得し、より細かく分析することが可能です。こちらもご興味があればお気軽にお問い合わせください。

ソーシャルリスニングツール「ブームリサーチ」