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#50 Schadenfreude(シャーデンフロイデ)の検索回数が30,500%上昇

トランプ大統領の病状の深刻度について、大統領主治医・入院している病院の医師・政権高官が匿名でメディアに語った内容、それぞれ言うことが違っていて、実際のところがどうなのか、よくわかりません。

それはさておき。

今、Schadenfreude(シャーデンフロイデ)という言葉が、大注目を浴びているそうです。


訳すと「他人の不幸は蜜の味」。
ざまあみろ」というニュアンスもありますね。

ちなみに、ドイツ語で会話した時に
”Schade." という言葉が出てくると、
"Too bad," とか "I'm sorry." という意味です。

Freudeの意味は joy(喜び)、です。 

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なぜこんなに注目度が上がったのかというと、USA Today紙が10月2日に、こんな記事を掲載しました。

その記事の見出しが

President Donald Trump's coronavirus infection draws international sympathy and a degree of schadenfreude
(トランプ大統領の新型コロナウィルス感染は、国際社会から同情されると同時に、少しばかりのシャーデンフロイデを以て受け止められた)

「シャデンフロイデ」という語を使うことで、親トランプ派、反トランプ派双方に配慮したんだな~、と感じます(笑)!
Politically correct, ですね。

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オンライン辞書のメリアム・ウェブスターでは、schadenfreudeの10月2日の検索回数が30,500%上昇したそうです!

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いがらしじゅんこ:会議通訳者

#英語学習 #Schadenfreude #トランプ大統領 #メリアム・ウェブスター #MerriamWebster


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