英語での会議前に準備すべきこと
いつも仕事で英語を使う人であれば、そもそも英語を話すことは問題ないでしょうし、オンライン英会話などへの投資も無駄にならないと思います。
しかし、月に1回や不定期に打合せがある程度の人にとっては、そこまで時間とお金を掛けるのは難しいと思います。
そのような、常に英語を使って仕事をしているわけではないけれど、たまに英語で打合せしないといけないという方向けに、会議の前にやっておくとよい準備を紹介していきます。
アジェンダ整理
新入社員に向けるような話になってしまいますが、
会議の目的
トピック
誰が何を話して、誰がどうコメントするのか
時間配分
ネクストステップのアイディア
というところをしっかり整理しておきましょう。可能であれば、先方と合意しておくとよいです。アジェンダが固まっていることで、想定外の突拍子もない話が出る可能性は低くなります。文脈さえ追えていれば、例えば少し聞けなかったとしても脳で補足することができます。
発声練習
事前に自分が発言すると想定される発言を、練習しておくのも効果的です。特にプレゼンが必要な場合は必須です。日本語でもやった方がいいですが、英語での打合せ前には特に大事になります。
日本語をずっと話していると、どうしても日本語の語順や言い回しに引きずられてしまいます。なので、事前に練習することで、脳を英語脳に切り替えておくことができます。
また、実際に練習してみると、「ここがつまづくな、、」や「この言い方分からないな」というところが出てきます。そこを事前つぶしておくことで、自信を持って本番に臨めます。
単語インプット
ビジネスの場面では、その単語を知らないと話が通じないということがあります。特に話している内容が専門的であればあるほど、その傾向にあります。そうした業界に特化した単語というのは、日常生活では会得することのできないものなので、その場で覚えていくしかありません。
なので、アジェンダが決まったら、行われる会話を想定し、「あ、これ英語でなんて言うんだっけ?」という単語を事前に調べておくことをお薦めします。会議の30分前で大丈夫です。それだけで会話のスムーズさが違います。
訛りへの対応
英語を話す相手は、アメリカ人やイギリス人のような、ネイティブの綺麗な英語を話す人ばかりではないです。何十億人と話す人口がいるので、訛りがきつい場合も多いです。個人的には、インド人の訛りはしばらく聞かないと、最初全く何言っているのか分からなくなってしまいます。
会議の中で、相手の訛りへの対応に時間を取られていると時間が勿体ないです。なので、相手の出身や訛りの有無が事前に分かる場合は、その対策を取ることが有効です。
おすすめは、Youtubeでその国出身の人の動画を検索し、10~15分聞くことです。その10~15分で、会議の冒頭に何言っているか分からないという事態は避けられます。
最後に
久しぶりの英語での会議の前にやっておくとよいことをご紹介しました。
ただ、一番大事なのは相手に舐められないことだと思いますので、多少とちったくらいでは焦らず堂々としているのが結果最も効果的だと思います。その度胸は、場数なのか修羅場の経験なのか分かりませんが、実践の中でしか身に付かないと思いますので、積極的に外人との仕事での接点を持って頂ければと思います。
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