哲学と宗教全史(ダイヤモンド社)
サクサク読めて楽しい。けどとても物足りない。
というのがこの一冊の読後感だった。
「哲学」とはなにか?
「宗教」とはなにか?
どちらも概念としての輪郭を明確に定義しようとすると非常に難しい。少なくとも自分では説明はできない。(「"哲学的"とはなにか?」というのは、この前に読んだ ニューQ でも扱われていた。言葉にすると難しいんだけど、共有している感覚はものすごくあるんだよな…)
人類の歴史と並走しながら哲学と宗教を概観していくと、どちらもが時代背景からは逃れられないもの